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バイクで荷物が多いのは初心者の証かも…その原因を探ってみた

「荷物、多くない?」と、ある日お仲間ライダーさんに言われました。

日が暮れて肌寒くなり、上着をバイクの積み荷から出していると、小物ポーチなどが転がり落ちてきて、しかも手元が暗いのでよく見えない。

あせっていると、上の言葉をいわれてしまったのです。たしかに…!

よくみると男性ライダーの皆さんは、当然のように荷物が少ない。財布&キー&スマホ(+バッテリー類)&ドリンクに、寒暖調節用の衣類くらい。

もちろん女性ライダーさんもうまく手荷物をコンパクトにまとめている人はいるんだけど、自分はというと、ちょっとした行商並みなんですね。

普段は手荷物少なめ派なのに、なぜバイクのときは手荷物が異常に増えるのか…。

よく考えたら、「バイクに不慣れだから荷物が増える」ってことに気づきました。

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目次

バイク初心者は“備えすぎる”

バイク初心者は、バイクに乗るとき、毎度すごくドキドキします。

「今日は、無事にツーリングを終えられるのだろうか?」と。

バイクに乗るということは、トラブル対処に追われるということ。そのくらい、つねにトラブルに見舞われる乗り物です(車体のトラブル以外にも)。

ひとりで走るときなら、そこそこマイペースOKだし自己責任ですが、複数のツーリングだとメンバーさんに迷惑をかけられないというのがあります。

もちろんひとりで離脱すればいいんだけど、困りごとが起きているときは周囲も置き去りにはできないでしょうし、ショックなことにツーリング自体がそこでお開きになってしまう可能性も…。

そういうのを回避するために、あらゆる可能性を想定して、なんだかんだ積んでしまうのです。

たとえばわたしの場合、こんな理由で手荷物が増えていきます。

寒暖差が読めないから

初心者さんにかぎらず服装調節はホントに大切で、夏場でもちょっと高所にいくと、真冬並みの寒さにみまわれることも。

山に分け入るだけで、ある地点を境にいきなり高原レベルの冷気につつまれることもあり、さらに走行風を体にじかに浴びるライダーは、震えながらの走行になってしまいます。

ライダーはあまりに寒いと無意識に体をすくめてしまい、のびのびとしたライディングが難しい。かといって我慢して走っていると疲労で運転がおそろかになってしまいがち。

なので、山↔平地を行き来するようなルートのばあい、着脱しやすい上着、肌着の替えなどを積み荷に加えることになり、荷物が際限なく増えていくというお悩みが。

防寒&防風インナー付きジャケットなどは、そんなときにものすごく重宝します。

季節でいうと、冬はカイロやマフラー二重巻き、夏は冷却ファンやミストを持参。さらにそれ専用のバッテリーやケーブルなども必要になってきます。

さらにバイクから降り立った先でも、また寒暖差が発生。サングラスや帽子、日焼け対策グッズなど、どんどんグッズがかさんでいく…。

なので、春夏の出がけには「ちょっと暑いな」と感じたとしても、“短時間なら荷物として積まずに身に着けていく”と荷物を減らすことができそうです。

などなど、こうして出先での快適さを追求してると、積み荷がとんでもないことに…!

急な体調不良&ケガの対処のため

車とちがって、バイクは路傍に停めて寝転がることができない乗り物。なので、ちょっとツラくても走り続けてしまうという特性があります。

なので、痛み対策に鎮痛剤、ケガ対策に絆創膏などを備えたくなってしまうんです。

また行き先が夏の大自然だと、冷却タオルや虫よけスプレーなんかも持参したくなる。

「いるものは出先で買えばいいのでは?」とも思うんだけど、そんなときに限ってドラッグストアが見つからないので、焦るのがイヤでつい…。

コンビニに寄りづらいため

いまや、たいていのものがそろうコンビニ。

「コンビニってどこにでもあるんだし、一部だけど薬も売ってるし。さらっと寄ればいいのでは?」と思うんだけど、バイク初心者がコンビニに寄るのって、けっこう至難の業だったりします。

バイクはそもそも見落とされやすいので、たとえば国道沿いのクルマの流れの速いコンビニなんかに急に入ろうとするとき、「ここで急に減速すると、追突されるかも…!」と恐れおののき、「じゃあ次のコンビニにしよう」と見送ることも多い。

そうこうしてるうちにいくつものコンビニを通り過ぎてしまい、うっかりコンビニ全滅地帯に突入してしまったり。

またバイク初心者はUターンでヒヤリとすることも多く(バイクを倒しそうになる&クルマの流れが怖い)、なかなかコンビニにたどり着けず走り続けてしまうことも。

バイクに不慣れなうちはナビもうまく使えていないことから、<コンビニを地図で探しながら入るプロセス>そのものが恐怖だったりします。

そして、極めつけにコンビニの出入口(歩道)に段差や小石、濡れたグレーチングなんかがあったりすると、そこはスルーの一択。クルマだと気にも留めないようなことが、バイクでは転倒の恐怖につながることも多くて…。

いっぽうでゆとりのあるライダーさんは、安全運転しながら遠くにコンビニの看板を見つけ(orナビであらかじめ検索)、クルマの流れをみながら緩急をつけ、さらっと駐車場入りできる。

「いつかはああなりたい…」と憧れつつも、なかなかその境地にいきつけないわたしです。

積み荷の目隠しのため

女性のばあい、着がえ一式とか薬とか、取り出すときに隠したい荷物もあります。

そういうのはすべてポーチなどに入れて目隠ししてしまうので、どこに何が入っているのか把握しづらい。つまり、“丸めてつっこむだけ”という荷造りをしてないので、取り出し&収納に時間がかかってしまうというわけです。

このスピードを荷物の少ないライダーさんに合わせるとなると、パッキングのプロになるか、もしくは荷物量を減らすかの二択になってしまう。

慣れ&要領の良さも大事だけど、バイクは季節やイベント内容によって荷物の中身が一定でないので、ツーリングのたびに毎度荷物の中身を練る必要があるんですね。

どこに何を収納してるかを把握するのが、なかなか難しいな、と思います。

終わりなきパッキングの追究

いまわたしが積荷用に愛用しているのは、ツーリングネット。リアシートの四隅のフックにひっかけて使う魚とり網のようなものです。

走行中の振動なんかで荷崩れを起こさないよう、きっちり積載するにはコツが要り、これもまだまだ練習途上。たとえば出先でイビツな形のお土産を買ったら、凸凹をものともせず、うまくここに固定しないといけない。すごく難しいんです…(困)

もし千歳飴みたいな長いものを買うとしたら、このネットでどう固定しようか、散々頭を悩ませてしまいます。

ツーリングネットはこのとおり伸縮自在なので、荷物サイズが増えても減っても対応できるのが魅力。

バイク用バッグでなく、普段使いのバッグだって固定することができて便利です。

ただ、どの収納にもメリット&デメリットがあって、たとえばツルツルすべる摩擦のない素材の荷物だと、気を抜くとズレてしまう(たとえばコンビニ袋とか)。

またあまり小さな荷物だと、編み目を抜けて落としてしまう可能性も。道路への落下物って道路交通法違反になるので、積み荷には相当気をつかいます。

いま気になるのが、最新のTANAX「パワータイベルト」

TANAXさんからツーリング用パワーベルトなるものが発売されたときいて、「これはいいかも」とウォッチ中です。

これ、ただのベルトとは違って、引っ張るだけでベルトが固定できてしまうという時短アイテム。

シート下に2本をあらかじめ挟み込んでおいて、荷物をシートに置いたら、固定具のところで引っ張るだけで締め付け完了だそうです(画期的)。

これなら荷物の多い人でも、ツーリングネットとの併用なんかで強度が増しそうだし、荷物の着脱も瞬時っぽくていいなぁ、と。

日本製のPPベルト採用で、強度もばっちりだそうです。

荷物を減らせないとき&荷崩れが心配なときこそTANAXさん…!

そんなこんなで、バイク初心者の積載荷物談義でした。

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