2025年8月、SNSで「下着ディズニー」というワードがトレンド入りし、大きな議論を呼んでいます。この記事では、炎上の経緯から投稿者の正体、ディズニー側の対応まで詳しく解説します。
下着ディズニー炎上の経緯
2025年8月24日、東京ディズニーシーで撮影された写真がX(旧Twitter)に投稿され、大きな波紋を呼びました。投稿者は「うた」(@uta_0609)さんで、「夏ディズニー満喫 とにかくずぶ濡れ💦#ディズニーシー」というコメントと共に、黄色い三角ビキニ風の下着に薄手の白いシャツを羽織った姿を公開しました。
この投稿は瞬く間に拡散され、2000件を超えるリポスト、1.6万件の「いいね」を集める一方で、「ディズニーはあなただけの場所じゃない」「完全にルール違反な服装」といった批判が殺到しました。
投稿者「うた」の正体
炎上の中心人物である「うた」さんは、20代前半の女性で、不動産関係の仕事をしています。経歴を詳しく見ると:
- 2025年3月:大学卒業後、新卒で大手不動産会社に就職
- その後:グラビア写真集撮影のオファーを受けて退職
- 現在:不動産関連のアルバイトをしながらグラビア活動準備中
2025年7月からX(Twitter)を開始し、現在約9,762人のフォロワーを抱えています。同年7月30日にはデジタル写真集『詩 uta写真集』でグラビアデビューを果たしており、今回の炎上について「炎上商法では」との声も上がっています。
本人の反応と対応
批判を受けた「うた」さんの反応は強気なものでした:
- 8月24日:「余計なお世話です‼️」
- 同日:「特に何もしていない私です」
- 8月26日:「すみませんでした🙇♂️」
最初は反論していましたが、炎上が拡大するにつれて謝罪に転じました。
オリエンタルランドの公式対応
運営会社のオリエンタルランドは、弁護士ドットコムニュースの取材に対して以下のように回答しました:
- 個別事案:「個別の事象については詳細はお答えしていない」
- 服装規定:「他のゲストの迷惑となるおそれがある場合や、公序良俗に反するような服装の場合は入園をお断りしております」
- 対処方法:「パーク内でそのような服装を見かけた際はキャストから注意させていただき、退園をお願いする場合もある」
過去の類似事件「下着ユニバ」との比較
今回の「下着ディズニー」炎上は、2022年10月に発生した「下着ユニバ」事件を彷彿とさせます。この時は、インスタグラマーのYUIさん含む5名の女性がUSJで過度な露出のコスプレを行い、大炎上となりました。
USJ側は公式Twitterで「公序良俗に反する服装やパークにふさわしくない過度な露出はお断り、退場いただく場合があります」と注意喚起を行いました。
議論のポイント
この炎上をめぐって、SNS上では様々な意見が交わされています:
批判派の意見
- 家族連れが多い公共の場でのTPO違反
- ディズニーのブランドイメージへの悪影響
- 子どもへの教育的配慮の欠如
擁護派の意見
- 個人の表現の自由
- 猛暑対策としての合理的な服装選択
- 海外では一般的なファッション
まとめ
「下着ディズニー」炎上は、SNS時代における承認欲求と公共のマナーの境界線を問う事件となりました。テーマパークという多世代が楽しむ空間での適切な服装について、改めて考えさせられる出来事です。
今後は、運営側のドレスコード運用の厳格化や、SNSでの情報発信におけるモラル意識の向上が求められそうです。

コメント