ホンダのGB350とGB350S、どちらにするかで止まっていませんか。この記事はGB350系を初めて検討する20〜40代のあなたに向けて書きます。結論を先に言うと、GB350とGB350Sはエンジンも価格差もわずかで、後悔の分かれ目はスペック表ではなく「普段どこをどう走るか」という自己診断にあります。違い・選び方・後悔ポイントをホンダ公式の数値で確認していきましょう。
この記事の要点
- エンジン・出力・タンク・シート高は同一で、違うのは後輪サイズ・ステップ・マフラーなど脚まわりと姿勢だけ
- 通勤やツーリング中心ならGB350、ワインディングや見た目重視ならGB350Sが向きやすい
- 後悔は「機種ミスマッチ」と「GB350系共通の限界(20PS・振動・積載・納期)」の2層に分けて考える
まず先に、選ぶときに見るべき観点を5つに絞っておきます。スペック表を上から眺めるより、この順で自分に当てはめるほうが判断が速く進みます。
- 普段の8割の走行は「通勤・街乗り」「下道ツーリング」「ワインディング」のどれか
- 足つきと取り回し(同じシート高800mmでも姿勢で体感が変わる)
- 見た目はクラシック寄りかスポーティ寄りか
- 予算(GB350とGB350Sの価格差は数万円)
- 高速巡航・積載・納期という「機種共通の弱点」が用途と合うか
GB350とGB350Sは何が同じで何が違うのか

GB350とGB350Sは、見た目の印象こそ違いますが、心臓部と基本骨格は共通の兄弟車です。ホンダ公式のスペックを照らし合わせると、エンジン形式・排気量・最高出力・最大トルク・燃料タンク容量・シート高がすべて同一でした。つまり「速さ」や「タンクの航続」「足つきの基準値」で迷う必要はありません。
違うのは脚まわりと走る姿勢であって、エンジンの素の力ではない、という前提に立つと選択が一気に楽になります。
この記事では、まず同じ部分をはっきりさせ、その上で「後輪サイズ」「姿勢とマフラー」「価格と装備」という3つの違いに絞って見ていきます。違いの数が少ないからこそ、どの違いが自分に効くかを見極めるのが選び方の核になります。
エンジンと基本骨格は完全に共通
GB350とGB350Sで迷う人が最初に気になるのが「走りの速さは違うのか」という点です。ここは安心してよい部分です。
公式情報
両車とも空冷4ストロークOHC単気筒348cc、最高出力20PS(15kW)/5,500rpm、最大トルク29N·m(3.0kgf·m)/3,000rpm、燃料タンク容量15L、シート高800mmで一致します(ホンダ公式GB350)。
「速さ」で迷う必要はない
エンジンが同じということは、最高速や加速の素の力に機種差はないということです。20PSという数字は大型ツインのような爆発的な加速ではありませんが、単気筒ならではの一拍ずつ前に出る鼓動感がGB350系の持ち味で、これは標準もSもまったく同じ味わいです。
「Sのほうが速いのでは」と考えてしまいがちですが、出力もトルクも同一なので、その期待でSを選ぶと肩透かしになります。Sが速く感じる場面があるとすれば、それはエンジン出力ではなく、後で述べる後輪サイズと姿勢による「曲がりやすさ」の差です。低回転からの粘りも共通なので、街中での扱いやすさという点でも甲乙はつきません。
足つきとタンク容量も同じ土俵
シート高はどちらも800mmで、数値上の足つきの基準は同じです。身長の目安としては170cm前後なら両足のつま先から母指球が届く人が多い高さですが、これは体格や足の長さで変わります。契約前の試乗でまたがって確認するのが確実です。
燃料タンクも15Lで共通です。公式の参考燃費は60km/h定地で47.0km/L、WMTCモードでGB350が39.4km/L・GB350Sが38.6km/Lなので、実用燃費を仮に30km/L台と見積もっても下道で300km以上は走れる計算になります。WMTCの0.8km/L差は航続にすると数km程度で、給油1回の差すら生みません。つまり毎日の給油頻度やツーリングでの航続という日常の使い勝手の面でも、2台に実質的な差はつかないと考えてよいでしょう。
いちばん効く違いは「後輪サイズ」
同じ部分を押さえたら、ここからが本題です。GB350とGB350Sで日常の走りにいちばん効く違いは、デザインよりも後輪のサイズにあります。
見落としやすいポイント
前輪はどちらも19インチ(100/90-19)で共通ですが、後輪はGB350が18インチ(130/70-18)、GB350Sが17インチで太い150/70R17です。この差が倒し込みの軽さ・乗り心地・将来のタイヤ選びに効いてきます。
太い17インチ(S)と細い18インチ(標準)の体感差
GB350Sの後輪は17インチで幅150の太いタイヤです。接地面が広く踏ん張りが効くため、コーナーで車体を寝かせたときの安心感が増します。見た目もリアまわりがどっしりしてスポーティです。
一方のGB350は後輪18インチで幅130と細めです。細いタイヤは寝かし込みが軽く、街中での切り返しや低速のUターンでSより軽快に感じる人が多いです。段差を越えるときの当たりも穏やかで、通勤やのんびりツーリングでは標準車のほうが扱いやすいと感じる場面が増えます。どちらが正解ということはなく、攻める走りなら太い17インチ、軽快さと穏やかさなら18インチ、という性格の違いとして捉えるのが正確です。
将来のタイヤ選択肢と維持の視点
後輪サイズの違いは、買ったあとの維持にも静かに効いてきます。17インチは現行スポーツ車で広く使われるサイズなので、銘柄の選択肢が比較的豊富です。18インチの130/70はクラシック寄りのサイズで、選べる銘柄がやや限られる傾向があります。
どちらも入手不能になるような特殊サイズではありませんが、「将来このタイヤに替えたい」という好みがある人は、装着できる銘柄が多いのは17インチ側だと知っておくと後悔しにくくなります。タイヤは消耗品で数年ごとに交換するものなので、長く乗るほどこの差は地味に効いてきます。グリップ重視のスポーツタイヤに替えたいならSの17インチが選びやすく、乗り心地やライフ重視のツーリングタイヤなら標準の18インチでも十分に選択肢があります。
姿勢・ステップ・マフラーの違い
後輪サイズの次に体感差が出るのが、乗車姿勢とマフラーまわりです。ここはSの「スポーティ」を形づくっている部分です。標準とSで数字に出ない性格差が最も表れるのがこの領域なので、見た目だけでなく走り方と合わせて確認してください。
ステップ後方化でつくる前傾姿勢
GB350Sはステップが標準車よりやや後方に置かれ、上半身が少し前に被さる前傾寄りのポジションになります。これはワインディングで車体を意のままに操りたいときに効く配置で、試乗インプレッションでも「実際の走りもスポーティ」と評価されています(モーサイ GB350S試乗)。わずかな配置の違いですが、長く乗るほど体への当たり方の差として効いてきます。
裏を返すと、信号待ちの多い街乗りや長時間の高速では、前傾姿勢が疲れにつながる人もいます。標準のGB350は足を自然に下ろせる楽な姿勢で、のんびり流す走りに合います。同じシート高でも、姿勢の作り方でここまで性格が変わるのがこの2台の面白いところです。試乗できるなら、短時間でも両方にまたがって、肩や手首にかかる体重の差を確かめておくと判断がぶれません。
マフラーと外装の質感
GB350Sはアップスイープのマフラーにマットブラックの取り回しを組み合わせ、サイドカバーも角ばった控えめな造形でスポーティにまとめています。ハンドルパイプはマットシルバー塗装が与えられ、現代的な雰囲気です。
対するGB350は、前後スチール製フェンダーや丸みのある外装でクラシックな佇まいを強めています。どちらが上ということはなく、正統派が欲しいなら標準、スポーティな引き締まりが欲しいならSという好みの問題です。見た目はカタログだけで決めず、実車を斜め後ろから見て選ぶと失敗が減ります。マフラーの取り回しやサイドカバーの造形は、写真の角度で印象が大きく変わる部分だからです。展示車があれば、自分が普段見る位置である運転席からの目線でも眺めてみると、所有後の満足度を読み違えにくくなります。
価格と装備の違い
最後に、財布に直結する価格の違いを確認します。差は大きくありませんが、ゼロでもありません。
価格差は数万円・年式で値も動く
2025年現在のホンダ公式メーカー希望小売価格(税込)は、GB350が649,000〜671,000円、GB350Sが693,000〜715,000円です(ホンダ公式GB350)。グレードやカラーによって幅がありますが、SはGB350に対しておおむね4万円前後高い設定です。
なお、発売初期の価格はこれより安く、年式や仕様変更で価格は動いています。中古を含めて検討するときは「いつの価格か」を必ず確認してください。数万円差なら見た目と走りの好みで選んでよい範囲ですが、予算が本当にギリギリなら標準のGB350が選択肢として残ります。逆に、長く乗る前提なら数万円の初期差は所有期間で薄まるため、毎日見て触れる満足感を優先したほうが結果的に後悔は少なくなります。
第3の選択肢:GB350C
2025年8月のラインナップ更新で、よりクラシック志向のGB350C(公式価格715,000円・車両重量186kg)も加わりました。本記事はGB350とGB350Sの選び分けが主題のため詳細は割愛しますが、深いクラシック感を求めるならCも候補に入ります。
装備の細部とカラー設定の違い
価格差の中身は、装備の質感とカラー設定の違いに表れます。GB350Sはハンドルパイプのマットシルバー塗装やスポーティな専用シートなど、引き締まった印象をつくる細部が与えられています。標準のGB350はスチール感を活かしたクラシックなまとめ方です。
カラーラインナップも別系統で、落ち着いた色を選びたいか、スポーティな色を選びたいかで候補が分かれます。装備の優劣というより方向性の違いなので、価格差を払ってでもSの世界観が欲しいかで判断すると後悔しません。年式によって設定色が入れ替わるため、欲しい色がある場合は現行のカタログで設定の有無を必ず確認しておきましょう。
違いを一覧で総まとめ
ここまでの違いを表で整理します。差があるのは脚まわりと姿勢、見た目、価格の3点だけで、エンジンまわりはすべて同じだと一目で分かります。
| 観点 | GB350(標準) | GB350S | どちらが向くか |
|---|---|---|---|
| エンジン・出力 | 348cc / 20PS | 348cc / 20PS(同一) | 差なし |
| 後輪サイズ | 18インチ 130/70-18 | 17インチ 150/70R17(太い) | 軽快=標準 / 接地感=S |
| 乗車姿勢 | 自然な直立 | やや前傾(ステップ後方) | 街乗り=標準 / 峠=S |
| 見た目 | 正統派クラシック | スポーティな引き締まり | 好み次第 |
| 価格(税込・2025) | 649,000〜671,000円 | 693,000〜715,000円 | 予算重視=標準 |
表で並べると、迷っている人ほど安心できるはずです。差があるのは下4行だけで、いちばん上のエンジン・出力は完全に横並びだからです。つまり「どちらが速いか」「どちらが疲れにくいエンジンか」で悩む必要はなく、考えるべきは後輪・姿勢・見た目・価格という生活に近い4項目に絞られます。比較サイトの長いスペック表を眺めて疲れてしまう前に、この4行だけに注目すれば十分です。
4項目のうち、日常の走りにいちばん効くのは後輪サイズと姿勢です。通勤や街乗りが中心なら軽快な標準、ワインディングが楽しみならSという軸で見ると、見た目と価格は最後の微調整として扱えます。逆に、見た目に一目惚れしている場合は見た目を最優先にして構いません。数万円の価格差は、毎日乗るバイクへの満足感を考えれば判断を左右するほど大きくないことが多いからです。
注意したいのは、この表を「優劣表」として読まないことです。どの行も、上下に優劣があるのではなく、走り方による向き不向きの違いにすぎません。だからこそ、表だけを見て点数をつけるより、自分の使い方を当てはめて読むほうが正確な答えにたどり着けます。表は「決めるための地図」として使い、最終的には次の章の自己診断で答えを出していきましょう。
後悔しない選び方と、買う前に知っておく後悔ポイント

違いが分かっても、最後に残るのは「で、自分はどっちなのか」という問いです。ここでは用途からの選び方と、買ってから気づきがちな後悔ポイントを2層に分けて整理します。
「Sのスポーティな見た目に惹かれて買ったが、通勤メインだと前傾とステップ後方が地味に疲れる」
「標準を買ったが、峠を走る友人のSに乗ったら倒し込みの安心感が段違いで、こっちにすればよかった」
用途8割でほぼ決まる
選び方を難しく考える必要はありません。普段の走行の8割がどこかで、ほぼ答えは出ます。
走るフィールドから逆算する
通勤・街乗りや下道ツーリングが中心なら、軽快に取り回せて姿勢の楽なGB350が後悔しにくい選択です。週末にワインディングを走り込むのが楽しみで、スポーティな見た目も欲しいならGB350Sが合います。クラシックな佇まいそのものに惚れたなら、迷わず標準(あるいはGB350C)でよいでしょう。
逆に「速さが欲しいからS」という基準だけは外してください。前述のとおりエンジンは同一なので、そこで選ぶと使ってみて違いを感じられず後悔につながります。Sの価値は速さではなく、曲げる楽しさと見た目にあります。
属性別の目安(読み飛ばし可)
立場別にざっくり目安を挙げておきます。あくまで傾向なので、最終判断はあなたの走り方で上書きしてください。
毎日の足としてバイク通勤する会社員なら、低速で扱いやすく姿勢が楽なGB350が安心です。週末ライダーで峠やワインディングを楽しみたい人はGB350Sの曲げやすさが効きます。リターンライダーで久しぶりの一台なら、まずは素直に扱える標準から入り、物足りなければ次でSという順序も無理がありません。写真映えやカスタムのベースとして所有感を重視するなら、見た目の好みを最優先してよい価格差です。
試乗で必ず確かめたい3点
カタログだけで決めると後悔しやすいので、契約前の試乗で次の3点を体で確かめてください。ひとつ目は足つきです。シート高は両車とも800mmですが、両足のかかとが浮くかどうかは体格で変わるので、実際にまたがって確認します。
ふたつ目はステップ位置による姿勢の差です。GB350Sの前傾が自分の体に合うか、5分でも走って疲れ方を見ます。みっつ目は低速の取り回しで、押し引きやUターンの軽さを駐車場で試すと、18インチと太い17インチの違いが体感できます。この3点が合えば、スペック表に出ない部分での後悔をほぼ防げます。
後悔ポイント1:機種ミスマッチの後悔
1層目の後悔は「GB350とGB350Sを選び間違えた」というものです。これは買ってから気づくと取り返しが難しい一方で、事前の自己診断でほぼ防げる種類の後悔でもあります。
見た目だけでSを選んだときの落とし穴
もっとも多いのが、スポーティな見た目だけでGB350Sを選び、通勤メインだったというパターンです。ステップ後方の前傾姿勢は、渋滞や信号待ちが多い街乗りでは下半身に負担が出やすく、「思ったより疲れる」と感じることがあります。見た目の満足度は高くても、毎日の通勤で疲れが勝つと、だんだん乗る回数が減ってしまうのがこの後悔のつらいところです。
逆に、価格と無難さで標準を選んだものの、走り出してみたら峠が楽しくてSの接地感が欲しくなる、という後悔もあります。どちらも「自分が本当はどこを走りたいか」を買う前に直視していれば避けられた後悔です。見た目8割で選ぶなら見た目で、走り8割で選ぶなら走りで、基準を一本化しておくのがコツです。
「あとからカスタムで寄せればいい」の落とし穴
もうひとつの機種ミスマッチが、「標準を買ってあとからSっぽくカスタムすればいい」という発想です。マフラーやハンドルの見た目は寄せられても、後輪サイズやステップ位置、専用チューニングといった素性はカスタムでは簡単に変わりません。逆方向も同じで、Sを買って標準のクラシックさを足そうとしても、太い17インチの存在感は消せません。
つまり、見た目の小物より先に「素性で選ぶ」ことが後悔回避の近道です。カスタム費用を積み上げると価格差以上の出費になることも多いので、最初から欲しい性格に近い側を選んだほうが、結果的に安く満足度も高くなります。どうしても迷うなら、素のまま長く乗れるのはどちらかで決めると外しません。カスタムは「足りない部分を埋める作業」ではなく「気に入った素性をさらに伸ばす作業」と考えると、買ってからの満足度がぐっと上がります。
後悔ポイント2:GB350系そのものの限界
2層目は機種を問わない、GB350系という車そのものの性格による後悔です。これはGB350でもGB350Sでも共通で起きるため、機種選びとは別に押さえておきましょう。
20PS
最高出力(GB350 / GB350S 共通)
出典: ホンダ公式GB350(2025年8月時点・15kW/5,500rpm)
高速・振動・積載は機種で変わらない
20PSの単気筒なので、高速道路での追い越し加速はおとなしめです。法定速度での巡航は問題なくこなしますが、長時間の高速移動では単気筒特有の振動を手やステップに感じます。これは味でもあり弱点でもあるので、高速比率が高い使い方なら覚悟しておく点です。
積載も標準状態では多くありません。荷物を積むツーリングをするなら、リアキャリアやサイドバッグの追加が前提になります。これらはGB350とGB350Sのどちらを選んでも変わらないため、機種で迷う以前に「GB350系が自分の用途に合うか」を確認するのが先決です。鼓動感とデザインに惚れていれば、これらの弱点は許せる範囲に収まります。逆に、速さや長距離高速の快適さを最優先するなら、そもそも別ジャンルの車種を見たほうが満足度は高くなります。
納期と「生産終了」の噂への向き合い方
もうひとつ実務的な後悔が、買おうとしたら手に入らない、納期が読めないという問題です。人気と出荷調整の影響で、時期によっては納車まで時間がかかります。
「GB350は生産終了で買えない」という噂が個人サイトで流れることがありますが、2025年8月時点のホンダ公式サイトにはGB350・GB350S・GB350Cが現行モデルとして掲載されています。噂に振り回されて慌てて妥協買いするより、まず販売店に在庫・納期・希望カラーの設定を確認するのが確実です。欲しいカラーが終了している、というすれ違いが後悔の元になりやすいので、ここは早めに動いておきましょう。
GB350とGB350Sのよくある質問
最後に、購入前に迷いやすい疑問を一問一答でまとめます。本文の要点を素早く振り返りたいときに使ってください。
Q. GB350とGB350Sはエンジンや走りの速さが違いますか?
エンジンは同一です。どちらも空冷OHC単気筒348ccで、最高出力20PS(15kW)/5,500rpm・最大トルク29N·m(3.0kgf·m)/3,000rpmと公式数値が一致します。最高速や加速の素の力に差はなく、違うのは後輪サイズ・ステップ位置・マフラーなどの脚まわりと姿勢です。
Q. 通勤と街乗りが中心ならどちらが後悔しにくいですか?
通勤・街乗りが中心なら標準のGB350が無難です。GB350Sはステップがやや後方でマフラーがアップスイープのスポーティ仕様のため、低速の取り回しや長時間の直立姿勢では標準車のほうが楽に感じる人が多いです。ワインディングを攻める時間が長い人はGB350Sが向きます。
Q. 後輪サイズの違いは何に影響しますか?
GB350は後輪18インチ(130/70-18)、GB350Sは後輪17インチで太い150/70R17です。Sは接地感とスポーティな見た目に寄り、標準は乗り心地と直進安定に寄ります。前輪はどちらも19インチ100/90-19で共通です。
Q. GB350は今でも新車で買えますか?生産終了の噂は本当ですか?
2025年8月時点のホンダ公式サイトには、GB350・GB350S・GB350Cの3機種が現行モデルとして掲載されています。生産終了という噂は流れていますが公式の現行ラインナップには残っています。納期が長くなる時期があるため、購入前に販売店へ在庫と納期を確認するのが安全です。
Q. GB350系を買って後悔しやすいのはどんな点ですか?
20PSの単気筒なので高速の追い越し加速はおとなしめで、長距離の高速巡航では単気筒特有の振動を感じます。積載も標準では多くありません。これらはGB350でもGB350Sでも共通なので、用途と合うかを買う前に確認してください。
契約前の最終チェックリスト
ここまでの内容を、契約前の自己診断チェックリストにまとめます。各項目に迷わず答えられれば、GB350とGB350Sのどちらを選んでも大きな後悔はしにくいはずです。詰まる項目は試乗と見積もりで埋めてから判断してください。
- 普段の8割の走行フィールド(通勤/下道ツーリング/ワインディング)を言えるか
- 「速さ」で選ぼうとしていないか(エンジンは同一)
- 後輪サイズの違い(18インチ対 太い17インチ)が自分の走りに効くか判断したか
- 20PS・単気筒振動・積載という機種共通の弱点が用途と合うか確認したか
- 希望カラーの在庫と納期を販売店に確認したか
タイプ別の向き不向きまとめ
診断の結論を、向いている人の特徴として両車ぶん並べます。当てはまる数が多いほうが、あなたに合った一台です。両方に強く惹かれるなら、最後は見た目の好みで決めても後悔は少ない価格差です。
GB350(標準)が向いている人
- 通勤・街乗り・下道ツーリングが中心
- 楽な姿勢と軽快な取り回しを重視
- クラシックな見た目が好き/予算を抑えたい
GB350Sが向いている人
- ワインディングを走り込む時間が長い
- 太い17インチの接地感とスポーティな姿勢が欲しい
- 引き締まったスポーティな見た目に惚れた
どちらを選んでも中身は同じGB350系。違いは脚まわりと姿勢、数万円の価格差だけです。ホンダ公式サイトでスペックを確認し、最後はまたがって決めてください。

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