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CB750ホーネットEクラッチの維持費はリアルにいくら?大型ネイキッドの年間費用を試算

CB750ホーネットEクラッチの維持費はリアルにいくら?大型ネイキッドの年間費用を試算

2026年4月発売のホンダCB750ホーネットEクラッチ、買ったあと年間いくら掛かるか想像できていますか。大型ネイキッドの維持費は「税金と保険だけ」では終わりません。この記事は、これから大型免許を取りCB750ホーネットを狙う20代後半〜40代の検討層に向けて、年間維持費の実数値・Eクラッチ固有のメンテ論点・免許取得費込みの総額・属性別の2シナリオまで、最新モデルのリアルを試算します。

この記事でわかること

  • 走行6,000km・30代ゴールド免許での年間維持費は約16万〜17万円台(等級次第)
  • Eクラッチ固有の電装部品コストは現時点では未確定(新型ゆえ実例なし)
  • 初回車検は新車購入から3年後・業者委託で4〜6万円規模
  • 免許取得費込みの最初の1年総額は約141万〜143万円規模
  • 20代ライダーは任意保険が年6万円超になるケースも
目次

CB750ホーネットEクラッチの維持費はいくら?年間費用の結論と内訳

CB750ホーネットEクラッチの維持費はいくら?年間費用の結論と内訳のイメージ

最初に知りたいのは「結局、年いくらか」のはずです。このH2では走行6,000km想定の年間維持費の結論を先に示し、続けて法定費用・ガソリン代・消耗品の内訳を表で分解します。

結論:年間維持費は約16万円(走行6,000km・30代想定)

まずは全体像から押さえます。

走行6,000kmなら年間約16万円が現実的なライン

結論から言うと、CB750ホーネットEクラッチの年間維持費は走行6,000kmで約16万〜17万円台(任意保険の等級によって変動)(参考)が現実的なラインです。ただしこれは免許も車両も揃ったあとの数字で、買う前の総額はまた別物だと考えてください。

この金額は、30代のゴールド免許保有者で走行6,000km・車両保険ありという条件での試算です。税金・保険・ガソリン・メンテナンスといった必須費用をまとめた数字になります。ガソリンを入れて走る毎日の足代わりとして使う際にかかる標準的な経費だと思ってください。

ここで示す16万円の前提条件
走行距離は年間6,000km、ライダーは30代、免許ランク(ゴールド)、車両保険加入ありで計算しています。走行距離や年齢、保険内容が異なると金額は変わります。

この16万円に駐車場代は含まれない

注意点として重要なのが、年間16万円は駐車場代を含めていないという点です。バイクを停める場所の費用は地域によって大きく異なり、コストに大きな幅が生じるため、別途で見積もるのが一般的です。

東京都心部では、月10,000円から20,000円以上の駐車場料金が相場です。月15,000円なら年間180,000円が上乗せされ、トータルで約34万円になります。自宅にスペースがあれば、この費用はゼロになります。

つまり、住む場所次第で年間維持費が30〜50万円まで跳ね上がる可能性があるということです。CB750ホーネットは2026年4月発売の最新モデルで、メーカー希望小売価格は1,149,500円です。車両価格が大きい分、維持費を把握してから購入判断をすることが大切です。

なお「16万円」という数字は30代・ゴールド免許・車両保険ありという一定条件での試算です。年齢が若いと任意保険の割増が大きく、20代では年間総額が20万円近くになるケースもあります。自分の属性に合わせた試算を次のH3で確認してください。

CB750ホーネットEクラッチ年間維持費の内訳と計算根拠

16万円が何で構成されているかを表で開きます。

費用項目 金額(年換算・概算) 備考
軽自動車税(種別割) 6,000円 251cc超バイク一律
自動車重量税(年換算) 1,900円 新車登録3年以内の新規取得時から年換算
自賠責保険(年換算) 4,380円 24ヵ月8,760円を2年で割却
任意保険(ゴールド・車両保険あり) 28,000〜35,000円 30代ライダーの平均的な保険料
ガソリン代(6,000km) 48,600円 実燃費21km/L・単価170円で計算
車検費用(年換算) 25,000円 業者委託40,000〜60,000円を2年で割却
エンジンオイル交換 15,000円 年1〜2回・単価5,000〜10,000円
タイヤ交換(年換算) 15,000円 交換費用40,000〜60,000円を3〜4年で割却
チェーン&スプロケット(年換算) 18,000円 交換費用30,000〜50,000円を2〜3年で割却
その他消耗品・メンテナンス 5,000円 ブレーキパッド・バッテリー交換など

法定費用は年約12,300円(税金+自賠責)

CB750ホーネットのような251cc超のバイクにかかる法定費用は、軽自動車税・自動車重量税・自賠責保険の3つです。まず軽自動車税(種別割)は6,000円で、250ccを超えるすべてのバイクに一律で毎年かかります。251ccだろうが750ccだろうが変わりません。

次に新規取得時にかかる自動車重量税は、新車登録から3年以内であれば適用される減税措置があります。これを年換算すると約1,900円になります。

自賠責保険は法律で加入が義務付けられており、24ヵ月8,760円なので年換算で約4,380円です(参考)。この3つを足すと、年間12,280円が法定費用として必ずかかる土台になります。

ガソリン代はCB750ホーネットの実燃費で計算する

ガソリン代はバイク選びで意外と見落とされる項目ですが、車種ごとに大きく異なります。CB750ホーネットのWMTCモード燃費は公式スペックで22.7km/Lです。実際の運用では都市走行と高速の混合で20〜22km/Lが目安になるため、ここでは21km/Lで計算しています。

年間走行6,000kmだとすると、6,000km ÷ 21km/L × 170円(ガソリン単価)で約48,600円になります。もし月1,000km走行する気軽なライダーなら、年3,000km程度で24,300円まで下がります。逆に週末ツーリングで月2,000km走行するアクティブなライダーなら、年24,000kmで約195,000円が必要です。自分の走行パターンで計算し直してみてください。

「WMTCモード燃費:22.7km/L(クラス3-2、1名乗車)」「定地燃費:34.5km/L(60km/h定速走行、2名乗車)」。燃費はあくまでも定められた試験条件のもとでの値であり、実際の走行状況や気象条件・走行距離・整備状況などによって大きく異なります。

— ホンダ公式サイト CB750 HORNET スペック(参照元

見落とされがちな消耗品の年換算が維持費を押し上げる

大きな落とし穴が消耗品です。エンジンオイル交換は年1〜2回で5,000〜10,000円、タイヤはフロント・リアで40,000〜60,000円が8,000〜15,000km毎に必要です。チェーン&スプロケット交換も15,000〜20,000km毎で30,000〜50,000円かかります。

年間6,000kmなら、タイヤは3〜4年で1セット交換なので年換算15,000円、チェーン&スプロケットは2〜3年で年換算18,000円、オイル交換15,000円を足すと約48,000円になります。ブレーキパッド・バッテリー交換などの雑費も加わり、メンテナンスが年間維持費の約30%を占めます。新車購入前に意識しておくことが重要です。

Eクラッチで維持費は変わる?通常クラッチとの差分を正直に試算

Eクラッチで維持費は変わる?通常クラッチとの差分を正直に試算のイメージ

CB750ホーネット最大の特徴はEクラッチですが、その維持費差分を語る記事はまだほとんどありません。ここでは電動アクチュエータが消耗部品になり得るか、整備性のコストはどうかを、確定数値ではなく現時点で立てられる論点として整理します。

Eクラッチのアクチュエータ・センサーは消耗部品になるのか

まずEクラッチの仕組みから、どこにコストが乗り得るかを見ます。

Eクラッチはクラッチ操作を自動化する電動機構

CB750ホーネットEクラッチの最大の特徴は、スロットルバイワイヤ(TBW)との組み合わせが業界初という点です。従来のバイクはライダーがクラッチレバーを握ってクラッチを操作していましたが、Eクラッチでは電動アクチュエータが自動でクラッチを切り・つなぎを制御します。

発進時から約1,500rpmまでの低回転域では、ライダーがアクセルを開けるだけで自動制御が働き、クラッチ操作を意識する必要がありません。ただし完全な全自動ではなく、クラッチレバーを引けば即座に手動モードに切り替わるという設計です。

下り坂でシフトダウンする際は自動ブリッピング機能で後輪ロックを防ぎ、安全性と利便性を両立しています。

電動部品が増える=交換コストの論点が増える

通常のクラッチシステムに比べ、Eクラッチには電動アクチュエータとセンサー類が加わります。機械的なクラッチレバーと違い、電気信号で動作する部品が故障したり劣化したりする可能性があるという意味です。

業界初の組み合わせだからこそ、従来のクラッチを搭載したバイクにはなかった「電装部品の消耗・交換」という新しい維持コストの論点が発生します。ただし現時点では、メーカーから公式な耐久性スペックやアクチュエータの寿命に関する公表データがなく、具体的な部品単価や交換頻度を定める情報が存在していません。

現時点で具体的な交換費用が出ていないことの注意

CB750ホーネットEクラッチは2026年4月に発売されたばかりの新型モデルです。そのため、実際に使用されているユーザーの故障事例やメンテナンス実績がまだ十分に蓄積されていません。

ネット上には「Eクラッチの交換費用は○万円程度」といった具体的な金額が出回ることがありますが、これらは推測や他車種からの類推であり、出典や根拠が不明なものがほとんどです。新しいテクノロジーだからこそ、未確認情報を鵜呑みにして予算計画を立てるのは危険です。

あくまで「電装部品が加わる分、将来的にメンテナンスの論点が増える可能性がある」程度に捉え、実際の交換費用については販売店やホンダに直接問い合わせることをおすすめします。

重要な注意: 2026年発売の新型モデルで実績データがない段階では、ネット上に出回るEクラッチ交換費用は信頼性が低くなっています。購入前には必ずHonda Dream取扱店で公式な見積もりを取り、不確実な情報による判断を避けてください。

部品供給と整備コストの読みやすさ

コストは部品単価だけでなく「どこで直せるか」にも左右されます。その信頼性を判断するポイントを整理します。

まずはホンダドリームでの整備が基本になる

CB750ホーネットEクラッチ搭載車は、Honda Dream取扱店での整備が基本になります。2026年4月の発売に合わせ、正規ディーラーチェーン全体がEクラッチの診断・修理に対応する体制を整えており、ECU診断機器や専用工具も配備されています。

一方、町工場では電装系の診断が難しくなる可能性があります。理由は、Eクラッチのトラブルが機械的な不具合ではなく電子制御に関連する場合、ECU診断機やホンダ専用の診断ツールが必須だからです。

整備店の対応能力によって、同じ故障でも診断料や修理費に差が出る可能性が高いという点は覚えておいてください。

欧州で売れている実績は部品供給の読みやすさにつながる

CB750ホーネット(Eクラッチ非搭載の従来型)は2023年から欧州で販売されている人気のミドルネイキッドで、ライバルのヤマハMT-07やカワサキZ650と競合する価格帯に置かれてきました(参考)。具体的な販売台数は公表データが限られるため断定はできませんが、一定の市場が確立している車種ほど、サプライチェーンが安定しやすく、故障時の部品調達が比較的スムーズに進みやすい傾向があります。

つまり、新型の車体共通部品(エンジン・フレーム・足回り)については、供給が途絶えるリスクが低く、中古相場や修理部品の入手性も読みやすいということです。

ただしEクラッチ電装部品の国内入手性は2026年時点で未知数

ここからが重要な注意点です。車体共通部品の供給は欧州での販売実績にある程度支えられても、Eクラッチ専用の電装部品(アクチュエータ・センサー・制御ユニット)の国内在庫や流通パターンは、2026年時点ではまだデータが蓄積されていません。

仮に5年後、修理に出したとき「この部品は国内在庫がなく、海外から取り寄せになるため納期は3週間かかります」といった事態が起こり得るのです。部品自体は生産されていても、日本国内への流通経路がどう構築されるかは未確定という意味です。

長期維持費を考える際は、この「電装部品の流通リスク」を念頭に置き、購入後5年・10年の段階でどの程度のコスト増が起こり得るかについて、Honda Dream取扱店で事前に相談しておくことをお勧めします。

免許取得費込みの総額と、属性別の維持費2シナリオ

ここまでは「所有後の年間費」でしたが、検討層が本当に知りたいのは「買うまでに総額いくらか」のはずです。このH2では大型免許取得費を含めた最初の1年の出費と、20代と30〜40代で維持費が変わる理由を2シナリオで並べます。

大型免許取得費+車両代+初年度維持費=最初の1年の総額

所有後の年間費に、取得費を足した「最初の1年」を計算します。

大型二輪免許の取得費はAT限定とMTで差がある

まず最初の支出は大型二輪免許の取得費用です。現在の普通自動車免許を持っていると仮定すると、大型二輪免許の取得にはAT限定で8〜12万円、MT(フルサイズ)で10〜16万円が目安になります。

金額の幅が生じるのは、教習所の立地や施設、混雑状況、すでに所有している免許区分によって教習時間が変わるためです。たとえば普通自動二輪免許を持っていると大型へのステップアップで時間が短くなり、費用が安くなる傾向にあります。また教習所によって数千円単位でばらつくので、複数の教習所に問い合わせて比較することをおすすめします。

車両代+初年度維持費で最初の1年は約140万円規模

CB750ホーネットEクラッチのメーカー希望小売価格は1,149,500円(参考)です。これに大型免許取得費を足し、さらに初年度の年間維持費約16万円(参考)を合算すると、最初の1年の総額は以下のようになります。

大型免許AT限定(10万円と仮定)+車両本体1,149,500円+初年度維持費約16万円=合計約141万円です。MT取得を選ぶと13万円(免許費目安上限)+本体+維持費で約143万円になります。

つまり、免許代の差(AT限定とMTの2万円)は最終的な影響としてはほぼ誤差範囲で、最初の1年は「140万円前後」を目安に考えると現実的です。この金額には車両本体の登録手数料(数万円)も含まれていないため、実際にはさらに膨らむ可能性があります。

見落としやすい初期費用(登録・任意保険の初年度割増)

車両本体と免許代だけで計算すると、意外な落とし穴に引っかかります。新車登録には車両代金以外に登録諸費用(手数料・ナンバープレート代・税金手続き)が別途発生し、これが総額で数万円に達することがあります。

さらに20代のライダーの場合、任意保険の初年度が割増になる可能性があります。30代ゴールド免許想定で年間28,000〜35,000円の任意保険料ですが、20代・新規取得・6等級スタートなら年6万円超もあり得ます。この保険代差が年間総額に効いてくるため、初年度の想定は「自分の属性に合わせた保険見積もり」が重要です。

CB750ホーネットは車両重量196kg・シート高795mmのため、取り回しが重くシート高がやや高めです。免許取得から車両購入、初年度の維持と続く3ステップの流れ全体で、140万円規模の出費を確実に見込んでから検討することが、買ったあとの後悔を減らすコツになります。

  1. ステップ1:大型二輪免許取得
    AT限定8〜12万円 / MT 10〜16万円(教習所選びで数万円の差が出る)
  2. ステップ2:車両購入・登録
    本体1,149,500円+登録諸費用数万円
  3. ステップ3:初年度の維持費
    税金・保険・ガソリン・メンテで約16万円(属性で大きく変動)

20代・初めての大型バイクの場合:任意保険が高くなる理由

同じ車両でも、属性で年間費は大きく変わります。

20代・6等級スタートは任意保険が年6万円超になり得る

20代でバイク保険を初めて契約する場合、年齢係数と加入等級の低さという2つの要因で任意保険が割増になります。結論から言うと、20代・新規取得・6等級スタートの場合、車両保険を付けると年間6万円超もあり得ます。

比較の基準になる30代ゴールド免許の想定では、年間28,000〜35,000円の任意保険料が目安ですが、20代新規はその倍以上の可能性があるということです。理由は保険会社が年齢が低いほど事故リスクが高いと判定すること、そして新たに契約した6等級は業界で最も事故件数が多い等級だからです。この割増がかかったまま、買ったあと3年間は減額が緩やかなため、年間総額の維持費が大きく膨らみます。

保険が高い分、年間維持費は20万円前後まで上がる

30代想定の約16万円が、20代のシナリオではどこまで上がるか見てみましょう。

税金・自賠責・ガソリン代・消耗品の根拠は変わりませんが、任意保険が30,000〜35,000円から60,000円超へ跳ね上がることで、年間維持費全体が約16万円から約20万円前後へ上昇します。これは所有後の毎年かかる費用に直結します。

買った最初の1年は免許取得費と車両代が乗っかるため、総額で140万円規模のすぐあとに、毎年20万円前後が当たり前になる現実を意味します。保険料は年1回の更新のたびに少しずつ下がる仕組みですが、20代では35才までの長い期間、基本的に高めのままです。

等級を引き継ぐ・車両保険を外すなど抑える手

ただし、工夫次第で保険料を下げられます。保険料を抑える主な方法は次の2つです。

  • 等級引き継ぎ:家族が高い等級(15等級以上)の自動車保険を持っている場合、その等級をバイク保険に活用できる可能性があります。20等級まで行けば割引率が50%を超えることもあり、年間の保険料が大きく下がります。このルールは保険会社によって異なるため、複数社に確認してください。
  • 車両保険を外す:車両保険があるとバイク本体の破損・盗難をカバーできますが、その分保険料が増えます。自損事故は自分で修理費を払う覚悟があれば、対人・対物だけの保険に絞ることで年数万円の削減が可能です。ただし自損時は全額自腹になるため、車両の購入資金に余裕がある層向けの選択です。走行距離区分(6,000km / 8,000km)を低めに設定することも、わずかですが保険料削減に効きます。

35歳・20等級の高等級なら年間維持費16万円台に収まる

一方で高等級の層は、同じ車両を最も安く維持できます。

35歳・20等級なら年間16万円台に収まる

30代・ゴールド免許の想定では年間維持費が約16万円前後(税金・自賠責・ガソリン代・消耗品・任意保険含む。等級によって16万〜17万円台の幅あり(任意保険の等級次第))というのが現実ラインです。もし35歳で既に20等級の高い等級を持っていれば、任意保険の割引率が最大級に効くため、年間16万円台に収めることが十分可能になります。

20代・新規取得・6等級スタートのシナリオでは年間20万円前後まで膨らんでいましたが、35歳・20等級なら逆方向に下がります。年間維持費の差額は、20代シナリオとの比較で年3万〜4万円程度の削減が期待でき、3年続けば10万円近い出費削減になる計算です。

差額の主因は任意保険と走行距離の前提

20代・初回取得の想定では任意保険が年6万円超でしたが、35歳・20等級なら年28,000〜35,000円という水準です。この保険料の差が約3万円弱あり、これが年間維持費の最大の変数になります。

もう1つの要因は年間走行距離です。指定距離帯が保険料に反映されるため、年間8,000kmを走るなら走行6,000km想定よりガソリン代が約64,762円増加します。逆に年間4,000km程度に抑えられれば、走行距離区分の低めの設定で微細な割引が効き、総額をさらに16万円以下に抑える余地も出てきます。

自分はどちらのシナリオかを判断する基準

CB750ホーネットの維持費を検討する際、年間費が16万円台か20万円前後かを判断するには、次の3つの軸を確認することが重要です。

  • 現在の年齢:30代以上なら保険料が相対的に安く、20代なら割増が大きいという基本的なルールです。
  • 保険等級:既に自動車保険を持っている場合はその等級を確認し、20等級に近ければ大きなメリットが生まれます。
  • 年間走行距離の現実値:通勤や休日の使用頻度から年6,000km・年8,000km・年4,000kmのどれに相当するかを見積もることです。

この3軸のうち、年齢が若く等級が低く走行距離が多いと、維持費が重くなる傾向になります。

維持費を抑えやすい人
30代以上・20等級前後・年間走行距離6,000km以下 → 年間16万円台の可能性が高い

割高になりやすい人
20代・6等級新規・年間走行距離8,000km以上 → 年間20万円前後を見込む必要がある

購入3年後の初回車検と、買って後悔しないためのチェック

最後に、新車ならではの落とし穴と買う前の最終チェックです。大型新車の初回車検は3年後に来ますが、Eクラッチ車では何が追加され得るのか、そして自分が買って後悔しない層かを見極めます。

購入から3年後の初回車検:Eクラッチ車で想定される追加費用

維持費は毎年一定ではなく、3年後に山が来ます。

大型新車の初回車検は3年後、その費用感を押さえる

新車のCB750ホーネットを買ったら、最初に迎える大きな支出は購入から3年後の初回車検です。業者に委託した場合は4〜6万円規模が相場です。自分で手続きを進めるユーザー車検なら、法定費用のみで約2万円前後に抑えられます。

ユーザー車検を選ぶ場合は、運輸支局での手続きや検査ラインでの実施が必要になるため、時間と手間がかかることを念頭に置きましょう。業者委託との差額は3〜4万円程度ですから、手間との天秤で判断することになります。

Eクラッチ車はECU診断・アクチュエータ点検が加わる可能性

通常の大型バイクの車検では、エンジン、足周り、灯火類などが検査対象ですが、CB750ホーネットのEクラッチ仕様では電装点検が追加される可能性があります。具体的には、エンジン制御ユニット(ECU)の診断や、クラッチを操作する電動アクチュエータの点検が業者から提案されることが考えられます。

ただし、2026年4月発売のまだ新しい機種であるため、全国のHonda Dream取扱店でもEクラッチ車検の標準フローが確立していない段階です。実際にいくら追加で掛かるかは、点検を受ける店舗や整備士の判断に左右されます。

「Eクラッチ車の初回車検は〇〇円」という確定数値はネット上でもまだ出ていないのが現状です。

保証は新車2年・初回車検は3年=1年のズレに注意

ここが新車ならではの落とし穴です。ホンダの新車保証は購入から2年間ですが、初回車検は3年後に来ます。つまり、保証が切れてから1年間、カバーされていない期間があるのです。

もし2年から3年の間にEクラッチの電装部品にトラブルが発生した場合、修理費は全額自己負担になります。新モデルだからこそ、想定外のトラブルが出る可能性もゼロではありません。

この不安を軽くするために、購入時にホンダディーラーで延長保証(3年目以降をカバーするオプション)の加入を積極的に検討することをおすすめします。新車2年と初回車検3年のズレは、多くのバイク乗りが見落とす落とし穴なのです。

初回車検は3年後、保証は2年まで。新車保証の終了から初回車検までの1年間は、トラブル発生時に自費対応が必要になるため、延長保証の要否を購入前に検討しておくと安心です。

CB750ホーネットEクラッチが向いている人・向かない人

ここまでの費用を踏まえ、自分が買って満足できる層かを判断します。

Q1: CB750ホーネットEクラッチの年間維持費はいくらですか?

走行6,000km・30代ゴールド免許・車両保険ありの想定で年間約16万円が現実的なラインです。税金・自賠責・任意保険・ガソリン代・車検年換算・消耗品を積み上げた概算で、駐車場代は別途必要です。

Q2: Eクラッチだと通常モデルより維持費は高くなりますか?

2026年4月発売の新モデルで実例が少なく、確定した差額は出ていません。電動アクチュエータやセンサーが加わるぶん長期では点検・交換の論点が増える可能性はありますが、出回る具体額は裏が取れないため鵜呑みにしないでください。

Q3: ガソリン代はどのくらいですか?

WMTCモード燃費22.7km/L、実燃費20〜22km/L想定で、年間6,000km走行なら約48,600円(170円/L換算)です。走行8,000kmなら約64,762円に増えます。

Q4: 免許取得費まで含めると最初の1年はいくら掛かりますか?

車両本体1,149,500円に大型二輪免許の取得費(AT限定8〜12万円・MT10〜16万円目安)と初年度維持費約16万円を足すと、最初の1年は約140万円規模になります。

Q5: 20代と30〜40代で維持費は変わりますか?

主に任意保険で変わります。20代・低等級は割増で車両保険込み年6万円超もあり得て年間総額は20万円前後、30〜40代の高等級なら年16万円台に収めやすくなります。

Q6: 初回車検はいつ来ますか?

大型新車の初回車検は購入から3年後です。業者委託で4〜6万円規模、ユーザー車検なら法定費用約2万円前後です。新車保証は2年なので保証切れ後の電装トラブルに備え延長保証の検討をおすすめします。

向いている人・向かない人を費用目線で判断する

CB750ホーネットEクラッチが向いている層と向かない層は、維持費を許容できるか、そして整備環境が揃っているかで分かれます。年間16万円前後の維持費を毎年払い続けられ、かつ近くにHonda Dream取扱店(参考)があればEクラッチ整備を依頼できる環境が整います。

40代のリターンライダーで高等級の保険を持っていたり、ツーリングバイクの維持経験がある層には「コスト管理しやすい」と感じる水準です。一方で、町工場での格安整備に全面的に頼りたい層には向きません。ECU診断や電装部品の交換にはHonda Dream系列の専門工具が必要になる可能性があるためです。

以下のチェックリストで、購入前に自分の状況を整理してから決断することをおすすめします。

  • 走行距離の想定(6,000km / 8,000km)で年間ガソリン代を試算したか
  • 自分の年齢・等級で任意保険を見積もったか(20代は割増を織り込む)
  • 近くにHonda Dream取扱店があり、Eクラッチ整備を頼めるか確認したか
  • 大型免許取得費(AT限定/MT)を含めた最初の1年の総額を把握したか
  • 新車保証2年と初回車検3年のズレ、延長保証の要否を検討したか
  • 駐車場代(地域差・東京都心は月1〜2万円以上)を別途見込んだか

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