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ヤマハNMAX155燃費維持費リアル|オーナー実測と年間総額シミュ

NMAX155の燃費と年間維持費を考えるスクーター所有イメージ

ヤマハNMAX155のカタログ燃費は46.4km/Lですが、リアル燃費は30〜45km/Lの幅で、年間維持費も走行距離次第で5万円幅で変わります。20代後半〜40代で「125ccより一段上の高速走行可能な原二プラス」を検討しているあなたに向けて、この記事ではみんカラ給油情報792件のオーナー実測値をベースに、3,000/5,000/10,000kmの走行距離別シミュレーション、NMAX125・PCX160との3車種比較、新車vs中古3年TCOまで具体的な数字で解説します。

目次

NMAX155のリアル燃費と維持費の全体像

NMAX155の実燃費と維持費全体像を示すイメージ

NMAX155のリアル維持費は年間走行距離×購入タイミング×走行モードで5万円幅で変わります。平均値だけ見て判断すると、通勤想定でも年3万円、ツーリング想定なら年5万円ズレるのが現実です。2025年型のYECVT(電子制御CVT)はTモード(エコ)とSモード(スポーツ)で燃費が変わるため、自分の走り方を確定させてから維持費を計算してください。

結論として、まず自分の年間走行距離を3つのレンジ(3,000km/5,000km/10,000km)に当てはめ、その上でNMAX125・PCX160との3車種比較で適性を確認し、最後に新車か中古かの3年TCOで判断してください。カタログ燃費だけで「経済的」と判断すると、年間維持費は感覚より2〜3万円高くつきます。走行距離別シミュレーションが本記事の最大の差別化軸です。

カタログ燃費46.4km/Lと実燃費30-45km/Lの差

NMAX155のカタログ燃費はWMTCモードで46.4km/Lです。実燃費はみんカラ給油情報792件の平均で街中30km/L・高速45km/L・トータル38km/L前後と報告されています。

街乗り中心の実測値

結論から言うと、街乗り中心なら30〜35km/Lが標準です。ストップ&ゴーが多い都市部では、信号待ちアイドリングと加速燃費悪化で5km/L以上落ちます。

たとえば渋滞の多い都心通勤では28km/L程度、郊外住宅地のスムーズな流れなら35km/L前後が報告されています。みんカラのNMAX155燃費データベースに給油情報792件の生データが公開されています。

注意点として、夏季エアコン無し車種であるNMAX155でも、外気温35℃超えで燃費が2km/L程度落ちます。冬季は始動時のチョーク作動で氷点下では5km/L落ちる事例があります。

高速・郊外巡航時の実測値

結論から言うと、高速や郊外の一定速巡航では40〜45km/Lに伸びます。NMAX155は時速80〜90km巡航が燃費スイートスポットです。

データで見ると、首都高や東名の80km/h巡航で45.5km/L、地方の幹線道路で40km/L超えの報告が継続的にあります。BLUE COREエンジンの燃焼効率が高速で活きる設計です。

意外と見落とされがちなのが、長距離ツーリングでの平均燃費の高さです。1日300kmツーリングなら42km/L前後、燃料費は約1,250円(175円/L×7.1L)で済みます。

カタログ燃費との差が大きい理由

カタログ燃費WMTC値は標準テストモードで計測されたもので、実走行とは条件が違います。実走行では信号停止・加速・空力抵抗・タイヤ空気圧などで5〜15km/L下がります。

たとえば「46.4km/L」というカタログ値を信じて維持費計算すると、月10,000km走行で年5,000〜10,000円の燃料費を見誤ります。webオートバイのNMAX155通勤インプレでも実燃費38km/L前後が報告されています。

失敗例として、購入前にカタログ燃費を基準に「年間維持費5万円」と計算して買い、実際は7万円かかってショックを受けるケースが多くあります。本記事の走行距離別シミュレーション(Part D)を参照してください。

2025年型YECVTがTモード/Sモードで燃費に与える影響

2025年3月発売の新型NMAX155 ABSは電子制御CVT「YECVT」を採用し、走行モードがTモード(燃費重視)とSモード(スポーティ)の2種に切り替え可能になりました。

Tモード(エコ)の燃費特性

結論から言うと、Tモードはエンジン回転を低く抑え、街乗りで35〜40km/L、高速で45km/L超えが期待できます。通勤・日常使いなら基本Tモード推奨です。

たとえば往復20kmの通勤を全Tモードで走ると、満タン7.1Lで往復14日分(約280km)走れる計算です。週5日通勤なら3週間に1回の給油で済みます。

注意点として、Tモードは加速がマイルドなため、合流や追い越しで物足りなさを感じる場面があります。状況に応じてSモードに切り替える運用が現実的です。

Sモード(スポーティ)の燃費悪化

意外と見落とされがちなのが、Sモード多用で燃費が5〜8km/L落ちる点です。街乗りで28km/L前後、高速で38km/L程度になります。

結論から言うと、ツーリングで山道やワインディングを楽しむ用途ならSモードの加速感は魅力ですが、燃費を取るならTモードを基本にしてSは局所利用が正解です。

ヤマハ公式ニュースリリースでもTモードを「燃費重視」、Sモードを「スポーティなレスポンス」と明示しており、両モードを使い分ける前提の設計と読み取れます。

シフトダウン機能の燃費影響

YECVTにはシフトダウン機能があり、下り坂や減速時にエンジンブレーキを効かせられます。これは燃費というよりブレーキ寿命とライディング楽しさへの影響が大きい機能です。

たとえば長い下りでシフトダウンを多用すると、ブレーキパッドの摩耗が30〜50%減ります。結果としてパッド交換頻度が下がり、年間維持費が間接的に下がる効果があります。

注意点として、シフトダウン機能はMT車のフィーリングを楽しむための装備で、燃費そのものへの直接効果は限定的です。期待し過ぎないでください。

NMAX155の維持費5項目の内訳

NMAX155の維持費は5項目(燃料・税金・任意保険・消耗品・駐車場代)で構成されます。年間走行距離10,000km・ガソリン175円/Lで約113,000円が標準帯です。

燃料費(年額の最大コスト)

燃料費は維持費の中で最も変動する項目です。年間10,000km・実燃費38km/L・ガソリン175円/Lで年間約46,000円になります。

たとえば年5,000kmなら約23,000円、3,000kmなら約14,000円です。走行距離が維持費の総額を最も左右します。

意外と見落とされがちなのが、ガソリン価格変動の影響です。160円/Lと180円/Lでは年額差5,000円超になるため、ガソリン高騰局面では燃費を意識した運転が効きます。

税金(軽二輪の固定費)

NMAX155は軽二輪区分(125cc超〜250cc)で、軽自動車税(種別割)は年3,600円です。自動車重量税は新車登録時のみ4,900円で、その後は不要です。

結論から言うと、税金は年3,600円固定で計算してください。バイク館SOXの排気量別税金解説に区分ごとの税額一覧があります。

注意点として、軽二輪は車検不要です。250cc超では2年ごと車検費用30,000〜50,000円がかかりますが、NMAX155にはこの負担がありません。

任意保険(必須コスト)

250cc以下のバイクでも任意保険は事実上必須です。30代・10等級・250cc以下で年30,000〜35,000円が標準帯です。

たとえばダイレクト型(チューリッヒ・アクサ・三井ダイレクト)で同条件見積もりを取ると、3社の差は3,000〜5,000円程度です。3社一括見積もりで最安を選んでください。

失敗例として、任意保険未加入で事故を起こすと、賠償額が数千万円に達するケースがあります。月3,000円弱の保険料を惜しんで家計を壊滅させる選択は避けてください。

消耗品(タイヤ・オイル・ブレーキパッド)

結論から言うと、消耗品は年間20,000〜25,000円が標準です。タイヤ16,000円(10,000kmで前後交換)、エンジンオイル5,000円(5,000kmごと年2回)、ブレーキパッド3,000〜5,000円(20,000kmごと)が内訳です。

たとえば年5,000km走行なら、タイヤは2年に1回交換で年間8,000円相当、オイル交換は年1回で2,500円程度に下がります。

意外と見落とされがちなのが、純正部品と社外品の価格差です。タイヤはミシュランやピレリの純正サイズで20,000〜25,000円、社外スポーツタイヤなら12,000〜15,000円と幅があります。

駐車場代と保管環境費

都市部では月極バイク駐車場代が月3,000〜8,000円かかります。年36,000〜96,000円と、固定費の中でも大きな比重を占めます。

たとえば東京23区の月極バイク駐車場相場は月5,000〜8,000円、地方都市は月2,000〜4,000円が標準です。自宅敷地内に停められるなら、ここがゼロになります。

注意点として、防犯対策(チェーンロック・カバー・アラーム)の初期費用1〜3万円も含めて考えてください。盗難リスクが高い都市部ほど、防犯コストが必要になります。

軽二輪の税金体系と125ccとの差

NMAX155は軽二輪区分で、税金体系は125cc以下(原付二種)と異なります。区分の違いが維持費総額に影響するので、正確に理解してください。

125cc以下(原付二種)との税金差

結論から言うと、軽自動車税はNMAX155が年3,600円、125cc以下のNMAX125は年2,400円で、年1,200円の差です。重量税は両方とも新車登録時のみで、軽二輪は4,900円、原付二種はゼロです。

たとえば125ccから155ccに乗り換えるだけで、年1,200円のランニング差+初回4,900円の重量税が発生します。3年トータルで約8,500円の追加負担です。

注意点として、税金単体の差は大きくありませんが、後述する任意保険の構造差(ファミリーバイク特約適用可否)が年30,000円超の差を生みます。

250cc超との税金・車検差

意外と見落とされがちなのが、250cc超との車検制度の差です。250cc超(普通自動二輪・大型自動二輪)は2年ごとの車検が必要で、1回30,000〜50,000円かかります。

たとえばCBR250RRやNinja250など250cc車種は車検不要ですが、CB400SFやMT-07など250cc超は2年ごとに約20,000円/年の上乗せです。NMAX155は車検不要のメリットを享受できます。

グーバイクマガジンの軽自動車税解説で排気量別の税額がまとめられています。

有料道路の通行可否

結論から言うと、NMAX155は軽二輪なので高速道路・自動車専用道路の通行が可能です。これが125ccモデルとの最大の機能差です。

たとえば東京→箱根のツーリングで、125ccなら下道(片道3〜4時間)、155ccなら高速利用(片道1.5〜2時間)です。時間効率が倍違うので、ツーリング頻度が高い人には155ccの価値が顕著に出ます。

意外と見落とされがちなのが、高速料金の発生です。軽自動車料金が適用され、東京→箱根片道で約2,500円かかります。月1回ツーリングなら年30,000円の高速料金が維持費に加わります。

NMAX155 / NMAX125 / PCX160 維持費・燃費・税金 比較表

下表は2025年5月時点の3車種スペック・維持費比較です。年間10,000km走行・ガソリン175円/L・30代10等級任意保険を基準にしています。判断軸は『年額維持費』『高速走行可否』『初期車両価格』の3点で、自分の優先順位に合わせて選んでください。

項目 NMAX125 NMAX155 PCX160
排気量 125cc 155cc 156cc
カタログ燃費(WMTC) 51.0km/L 46.4km/L 47.4km/L
実燃費(平均) 40-45km/L 35-40km/L 38-43km/L
車両価格(2025年) 約40万円 459,800円 約43万円
軽自動車税(年額) 2,400円 3,600円 3,600円
高速道路通行 不可
任意保険(年額目安) 10,000-30,000円 30,000-40,000円 30,000-40,000円
年間維持費目安(10,000km) 80,000-100,000円 110,000-120,000円 110,000-120,000円

走行距離別シミュレーションと購入判断の実務

走行距離別維持費シミュレーションと購入判断のイメージ

このセクションは実務編です。走行距離別の維持費総額シミュレーション、新車vs中古3年TCO、通勤vsツーリングの向き判定、燃費を伸ばす運転テクニックを具体的に扱います。本記事の数値は2025年5月時点の参考値で、最新のガソリン価格やパーツ価格は購入直前に再確認してください。

走行距離別 年間維持費シミュレーション

結論から言うと、年間走行距離で維持費は5万円幅で変わります。週末ライダー(3,000km)・日常通勤(5,000km)・ヘビーユーザー(10,000km)の3パターンで具体額を出します。

年間3,000km(週末ライダー)の維持費

結論から言うと、年間3,000kmなら維持費合計は約85,000円です。内訳は燃料14,000円+任意保険35,000円+税金3,600円+消耗品10,000円+その他22,000円(駐車場・防犯等)です。

たとえば週末月2回ツーリング+月1回の近場の足としての利用なら、この走行距離レンジに入ります。消耗品はタイヤ・オイル交換頻度が落ちるため、年10,000円程度で収まります。

注意点として、走行距離が短いと逆にバッテリー上がりリスクが高まります。月1回はエンジン始動して20分以上走らせる習慣をつけてください。

年間5,000km(日常通勤)の維持費

意外と見落とされがちなのが、5,000km走行は通勤利用の標準値である点です。年間維持費は約95,000円で、内訳は燃料23,000円+任意保険35,000円+税金3,600円+消耗品15,000円+その他18,500円です。

たとえば往復20km通勤を週5日続けると、月400km×12ヶ月=4,800kmで5,000km前後になります。多くのNMAX155オーナーがこのレンジです。

結論から言うと、月割で約8,000円。原付二種の月3,000〜5,000円と比べると割高ですが、高速走行可・長距離快適性がその差額を埋めます。

年間10,000km(ヘビーユーザー)の維持費

結論から言うと、年10,000kmなら維持費合計は約113,000円が標準です。内訳は燃料46,000円+任意保険35,000円+税金3,600円+消耗品25,000円+その他3,400円です。

たとえば毎日通勤(往復20km)+月2回ツーリング(200km×2)で年10,000km超えます。タイヤは1年で寿命、オイルは年3回交換になります。

注意点として、消耗品コストが急増するレンジです。社外品やセール時購入でコストを下げる工夫が必要で、年5,000〜8,000円の節約余地があります。

走行距離を意識した購入判断

意外と見落とされがちなのが、走行距離が維持費の50%以上を占める点です。週末乗り(3,000km)とヘビーユーザー(10,000km)で年30,000円の差が出ます。

たとえば月1〜2回しか乗らない人がNMAX155を新車で買うと、車両代の減価分を含めると月割10,000円以上の固定費になります。原付二種のNMAX125のほうが経済的です。

結論から言うと、年5,000km以上走るならNMAX155、3,000km未満ならNMAX125かファミリーバイク特約適用の125cc以下を検討してください。

NMAX125 vs NMAX155 vs PCX160の選択軸

ここで重要なのは、NMAX155は単独の選択肢ではなく、NMAX125・PCX160との比較で適性が決まる点です。3車種の選択軸を明確にします。

NMAX125を選ぶべきケース

結論から言うと、NMAX125は「高速に乗らない+ファミリーバイク特約が使える+年5,000km以下」の3条件が揃う読者に最適です。年間維持費は80,000円前後です。

たとえば家族の四輪保険にファミリーバイク特約(年6,000〜12,000円)を追加できるなら、任意保険コストが激減します。NMAX155単独契約30,000〜40,000円と比べて年20,000〜25,000円の差です。

注意点として、ファミリーバイク特約は等級制度がなく、長期で乗り続けても割引が積み上がりません。10年スパンの単独契約と比べると、最終的にどちらが得かは個別判断です。

NMAX155を選ぶべきケース

結論から言うと、NMAX155は「高速道路を月1回以上使う+毎日通勤で長距離+ツーリング志向」の人に最適です。125ccとの維持費差は年20,000〜30,000円ですが、高速利用の時間効率がその差を埋めます。

たとえば東京→箱根日帰りツーリングを月1回するなら、125ccで往復8時間、155ccで往復4時間+高速料金5,000円です。時間価値を考えれば155ccの圧勝です。

意外と見落とされがちなのが、長距離高速での快適性です。NMAX155は時速90kmまで余裕があり、80km/h巡航で疲労が少ない設計です。

PCX160を選ぶべきケース

PCX160はホンダの直接競合で、スペックはNMAX155とほぼ同等です。価格は約43万円とNMAX155より2万円安く、燃費もカタログ47.4km/Lでわずかに優位です。

結論から言うと、ホンダブランド志向+収納スペース重視ならPCX160、ヤマハブランド志向+YECVTの新技術+デザイン重視ならNMAX155、という選び方が現実的です。

「PCXとNMAXは数千キロ乗り比べても、好みの差で決めるしかないレベル」とバイクライターの記事でも語られています。維持費はほぼ同等で、機能の差はメーター表示や収納形状の細部に出ます。

3車種比較で迷ったときの最終判断軸

最後の判断軸は試乗です。ヤマハディーラー・ホンダドリーム店で各15分試乗すれば、3車種の乗り味の違いがほぼ判断できます。

たとえば加速感はNMAX155(YECVT Sモード)>PCX160>NMAX125の順、低速取り回しはNMAX125>PCX160>NMAX155の順という体感的差があります。

意外と見落とされがちなのが、シート高と足つき性です。NMAX155(シート高770mm)はPCX160(764mm)よりわずかに高く、身長160cm未満のライダーは足つきを試乗で確認してください。

新車購入 vs 中古購入の3年TCO比較

結論から言うと、新車と中古の3年TCO(総保有コスト)は、新車約60万円減価、中古2年落ち約45万円減価で、中古のほうが15万円程度有利です。ただしリスクも変わります。

新車購入のTCO構造

結論から言うと、新車459,800円のNMAX155 ABSは3年後に推定残価280,000円、3年TCOで180,000円の減価+維持費約300,000円+任意保険105,000円で合計約585,000円です。

たとえば3年で15,000km走行する想定なら、月割約16,000円のコストです。原付二種より月5,000円程度高くなります。

注意点として、新車は最初の1年はメーカー保証が効きます。故障リスクほぼゼロで、最新YECVTの恩恵を享受できる安心感が新車の最大のメリットです。

中古購入のTCO構造

意外と見落とされがちなのが、中古でも2年落ち走行5,000km程度なら状態が良いことです。相場は28万〜35万円で、3年後に推定残価180,000円、3年TCOで150,000円の減価+維持費320,000円+任意保険105,000円で約575,000円です。

結論から言うと、新車と中古の3年TCO差は約10,000円程度に縮まります。中古の優位性は初期費用の安さ(現金を15万円残せる)であって、3年スパンの総額では大差がありません。

失敗例として、中古で安く買ったつもりが、購入後すぐにタイヤ・オイル・ブレーキパッド交換で15,000〜30,000円かかったケースがあります。購入時に整備履歴を必ず確認してください。

判断軸: ライフスタイル別の選択

結論から言うと、初期費用を抑えたい(現金温存したい)なら中古、3年以上同じ車両に乗る予定なら新車、です。リセールバリューも新車のほうが安定しています。

たとえば3年後に乗り換える可能性が高いなら、新車購入で残価を高めにキープできます。中古は5年以上乗り続けて使い切る前提のほうが合理的です。

意外と見落とされがちなのが、保証期間の差です。新車はメーカー保証3年、中古は販売店保証1年が標準です。長期保証が必要なら新車一択です。

通勤・ツーリングの用途別 向き不向き判定

意外と見落とされがちなのが、NMAX155は用途で評価が分かれる車種である点です。通勤主体・ツーリング主体・両用の3パターンで向き不向きを判定します。

通勤主体での評価

結論から言うと、通勤主体ならNMAX155は「125ccで足りるが155ccで贅沢に」という位置付けです。往復30km以上の通勤で真価を発揮します。

たとえば往復40km通勤(片道20km×往復)で、125ccなら片道35分、155ccなら30分です。年間で約20時間の時間節約になります。

注意点として、片道5kmの近距離通勤なら125ccでも155ccでも体感差は小さいです。維持費差を考えると125ccが合理的です。

ツーリング主体での評価

結論から言うと、ツーリング主体ならNMAX155は「125ccでは届かない快適領域」を提供します。高速80km/h巡航が苦にならず、長距離疲労が少ない設計です。

たとえば日帰りツーリングで300km走るなら、125ccは疲労蓄積で半分以下のペースに落ちますが、155ccは余裕で完走できます。

意外と見落とされがちなのが、ツーリング先での燃費の良さです。実燃費40km/L超えで、満タン290km走行が可能。一日中走っても給油1回で済みます。

通勤+ツーリング両用の評価

結論から言うと、両用ならNMAX155は最適解の1つです。日常使いの取り回しと長距離ツーリングの快適性を1台で両立できる希少な車種です。

たとえば平日5日通勤+月1〜2回ツーリングで年間8,000〜10,000km走るなら、NMAX155が活躍します。PCX160も同等の使い勝手ですが、YECVTの新技術はNMAX155のみです。

失敗例として、両用想定で買ったが結果的に通勤しか使わずに維持費が高く感じるケースがあります。購入前の年間走行距離見積もりが重要です。

燃費を伸ばす運転テクニック(年5,000〜8,000円節約)

NMAX155で燃費を5〜8km/L伸ばすテクニックを4つに絞ります。これだけで年5,000〜8,000円の燃料費節約になります。

  1. Tモード優先: 日常はTモード固定、加速が必要な場面だけSモードに切り替える
  2. 早めのアクセルオフ: 赤信号や減速ポイントを予測し、5〜10m手前でアクセルを抜く
  3. 急加速回避: 0発進で全開にせず、ゆっくり加速して50km/hまで20秒以上かける
  4. タイヤ空気圧の月1回チェック: 規定値より+0.1キロにすると転がり抵抗が下がる
  5. 不要な荷物を減らす: シート下や荷台に常時5kg以上載せると燃費が約1km/L落ちる
  6. 渋滞回避ルート: 渋滞でアイドリングが長いと燃費が大きく落ちる、ナビで迂回
  7. 定期メンテナンス: エアクリーナーとスパークプラグを2万kmで交換

失敗しないコツは、最初の1〜2ヶ月で燃費記録アプリ(楽天Carなど)を入れて実測することです。自分の運転癖を可視化すると改善ポイントが見えます。

購入後の運用とトラブル予防

結論から言うと、NMAX155は信頼性が高いモデルですが、購入後の運用次第で維持費が変わります。トラブル予防の重要ポイントを3つに絞ります。

定期点検と消耗品交換サイクル

結論から言うと、エンジンオイルは5,000kmごと、タイヤは10,000kmごと、ブレーキパッドは20,000kmごとが基本サイクルです。これを守ると故障率が大幅に下がります。

たとえば年5,000km走行なら、オイル年1回・タイヤ2年に1回・ブレーキパッド4年に1回の頻度です。年間メンテナンス費用は約12,000円で済みます。

注意点として、購入から1年目の初回点検は無料の場合が多いです。ヤマハ正規ディーラーで購入した場合は1ヶ月点検と1年点検を必ず受けてください。

バッテリー管理と長期保管対策

意外と見落とされがちなのが、長期保管時のバッテリー上がりです。NMAX155は電子制御CVT搭載のため、長期放置で12Vバッテリーが上がりやすい設計です。

たとえば2〜3週間乗らないとセル始動できなくなるケースがあります。月1回はエンジン始動して20分以上走らせるか、バッテリー充電器を併用してください。

失敗例として、冬季に1ヶ月放置してバッテリーが完全放電し、交換費用15,000〜20,000円かかったケースがあります。冬は特に注意です。

盗難対策と保険の組み合わせ

結論から言うと、NMAX155は人気車種で盗難対象になりやすいため、防犯対策が必須です。チェーンロック・カバー・アラームの3点セットを推奨します。

たとえば防犯3点セットを初期費用1〜3万円で揃えれば、盗難リスクを大幅に下げられます。任意保険の盗難特約(年5,000〜10,000円)と組み合わせると安心です。

意外と見落とされがちなのが、保管環境による任意保険料の差です。屋根なし路駐とシャッターガレージでは、保険料が年2,000〜5,000円違うケースがあります。

実装チェックリスト(購入直後にやること)

NMAX155購入直後の初期設定は5年運用の満足度を決めます。バイク館SOXの維持費解説でも初期設定の重要性が示されています。

納車時に整備記録簿・取扱説明書・予備キーを必ず受け取り、車検証(届出済証)はバイクと一緒に保管します。任意保険は納車前に申込みを完了し、初日から補償が効くようにしてください。

あわせて、燃費記録アプリの導入・タイヤ空気圧の月1チェック設定・初回オイル交換(1,000km)の予約を、納車後1週間以内に終えてください。最初の1ヶ月でこれらを習慣化すれば、5年運用の総合コストが10〜15%下がります。

ここまでの内容をもとに、NMAX155を選んで賢く乗るための最短ルートをまとめます。

  • 自分の年間走行距離を3レンジ(3,000/5,000/10,000km)に当てはめる
  • Part Dの3車種比較表でNMAX125・NMAX155・PCX160から候補を絞る
  • 用途別(通勤主体/ツーリング主体/両用)で向き不向きを判定
  • 新車vs中古の3年TCOで購入形態を決める
  • 3社一括見積もりで任意保険最安パターンを確定
  • 納車後1週間以内に燃費記録アプリ・空気圧管理・初回オイル交換を予約
  • 盗難対策3点セット(チェーン+カバー+アラーム)を1〜3万円で導入

NMAX155は「125ccより一段上の高速走行可能スクーター」の代表格で、用途と走行距離に合えば抜群のコストパフォーマンスを発揮します。「なんとなく良さそう」で決めず、本記事のシミュレーションで自分の数字を出してから判断してください。

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