
「ヘルメット、ちょっとバイクから離れたスキに、盗まれたらどうしよう?」
と不安になりながらも、施錠やロックをせずにコンビニなどに寄ってしまう。ライダーさんなら、一度くらいは身に覚えがあるでしょう。
そこでついやってしまうのが、こんな行動。
- ヘルメットをミラーにかける
- ハンドルにぶら下げる
「まさか盗まれはしない」「他人のヘルメットなんて、持っていってどうするの?」という気持ちから、なんとなく引っかけてしまう。ですが、ヘルメットを狙っている人は、つねにバイク乗りを見張っています。
「アイツは施錠が甘そうだな…ロックオン!」とつけ狙われることのないよう、こんな盗難防止グッズを導入してみては?
ヘルメットロック
[rakuten id=”auc-ainetshop:10123994″ kw=”KIJIMA/キジマ製 YZF-R25 YZF-R3 ヘルメットロック”]
ヘルメットにはたいてい「Dカン」という金属パーツが付属しているので、これを盗難防止に活用しましょう。
このDカンをバイク本体に強力固定しておけば、刃物でヘルメットの紐をスパッと切られたとしても、盗んだ人はアゴ紐を締めることができず、ヘタすると警察に取り締まられる可能性が。
また、紐が無意味となると、ヘルメットをネット転売することもできなくなるため、盗む意欲をそぐことにもつながります。

もちろん、金属カッターで固定金具をカットされれば一発ですが、その間はどうしても不審な動きになるので、バイクを停めるときはまったくの人目につかない場所でなく、そこそこは人通りのあるところに停めましょう。
カラビナ暗証番号つきロック
[rakuten id=”autoparts-agency:13876222″ kw=”TNK工業 ヘルメットロック カラビナ ZOOM レッド”]
カラビナに暗証番号がついているタイプ。差し込みキー式もありますが、最近のはたいていがダイヤルロック式です。
ただこのカラビナタイプ、「Dカン」の輪に通すのがちょっぴり面倒。ヘルメット付属のDカンはけっこう小さいので、取付の向きによってはスムーズに引っ掛けられないケースも。
そこで、
[rakuten id=”parts-land:10000101″ kw=”【20個】高品質丸カン 外径約3mm.4mm.5mm 3ミリ&4ミリ&5ミリ”]
こういう「丸カン」をDカンに連結し、カラビナを通しやすくするライダーさんもいます。
ただあまりにサイズが大きい丸カンだと、走行風で暴れたりもするので、ほどよいサイズ感が難しいことも。
そんなときは、
[rakuten id=”mg-market:10000687″ kw=”スパイラルワイヤーSW-1/NANKAIt”]
こういう伸縮自在の保護カバー付スパイラルワイヤーを別に用意するのもオススメ。コンパクトなので持ち運びラクラク&やわらかいので扱いやすいです。
色はバイクに溶け込むものでもいいし、あえて蛍光色などで目立たせて、「厳重にロックしてますよ」と泥棒にアピールするのもいいかも。
個人的には、こういうのがイチオシ↓↓↓。
[rakuten id=”esportskenko:10751558″ kw=”DAMMTRAX ダムトラックス ヘルロックケーブル”]
カラビナ&暗証ロック&スパイラルワイヤーが一体化したモノ。すべてを兼ね備えている最強の盗難防止アイテム。
「スパイラルワイヤーが絡まって、たまに困る」ということもありますが、基本的にイチオシです。
そう、スパイラルワイヤーは二重三重に巻きつけていくうちに、うっかりからまってしまったりする。
そんな私のような不器用さんには↓↓↓
[rakuten id=”genbayasan:10009925″ kw=”両端ロック止めワイヤー 太さ 3ミリ 長さ2.3m”]
こういうすんなりとしたケーブルワイヤーもおすすめ。両端のフープ部分が大きいのがメリットで、より連結がしやすいです。長さや径も選べて便利。
フルフェイスなら、Dカンは必須ではない
フルフェイスのばあいは、Dカンを使わずに、シールドOPEN状態でヘルメットそのものにワイヤーを巻く人が多いです(つまりヘルメットのアゴ部分でバイクに固定)。
最初はわたしもDカン派でしたが、細かい作業がちょっぴり面倒くさくなってきて、こちら派に転向。ミラーにヘルメットをひっかけたときは、ヘルメット落下防止策としても有効だったりします。
さまざまなグッズを組み合わせて、盗難防止について試行錯誤するのも、バイクの楽しみのひとつといえるかもしれません。
カラビナの変形「カニカン暗証番号つきロック」
[rakuten id=”auc-act-bike:10007617″ kw=”クロップス(CROPS) ヘルメット盗難防止用 3桁式ダイヤルワイヤーロック”]
カラビナと同じしくみではあるものの、こちらは小さなカニカン自体に暗証ロックが付帯したもの。カニカンはそのままDカンにフックできます。
片方のフープにカニカン側をくぐらせて固定することもできるので、意外に自由度が高く人気の防犯アイテムです。
クロップスさんのは使ったことがありますが、なかなか便利だった記憶が。ただ、暗証ロック数字が小さめなので、「もっと大きな文字がいいな」という方は、文字がキモチ大きめのカラビナ暗証のほうを選ぶのもいいかもしれませんね。
“フルフェイス↔ジェット”で異なる盗難グッズ

ヘルメットの盗難防止グッズは、ヘルメットの形状によっても使い勝手が異なるため、注意が必要です。
たとえば、フルフェイスはDカンを使わなくても、シールドを開ければヘルメット全体でワイヤー固定できます。
でも、ジェットヘルメットやハーフヘルメットなどの開放系ヘルメットのばあい、Dカンを使わないと防犯グッズが取り付けられないケースがあります。
ヘルメットの衣替えや買い替えなどで、「しまった…!このテの防犯グッズが使えない!」と出先で気づくケースもあるので、ヘルメットが変わったら、あわせて盗難防止グッズの見直しも必須です。
バイクヘルメット、ほかにもこんな盗難防止の工夫

盗難防止グッズに頼るばかりでなく、盗まれにくい工夫をすることも大切です。
たとえば、“盗まれる対象を目隠し”するのは有効。着てきた服をヘルメットに掛けて、袖で結んですっぽり覆ってしまうのもアリです(ロック部分のみを隠すのもOK)。
泥棒からすると、中にどんな罠(?)が仕掛けられているか読めないので、盗むのにためらいのキモチが出やすいもの。
盗難は、“最短&ラクして盗めるかどうか”がカギ。「時間&手間がかかりそうだ」と思うと、泥棒は去っていきます。
自分好みの盗難防止グッズ探し、道のりは長い

自分好みのヘルメットロックにたどり着くまで、出費を繰り返す人も多いことでしょう。
ヘルメット盗難防止グッズは「実際に使ってみないとリアルな使い勝手がわからない」という面があり、おすすめのものが100%とも限りません。
どの盗難防止グッズにも一長一短があり、「ここは使いにくいけど、ここは好き」という感じで許容範囲なら、使い続けるのもいいでしょうね。
ただ、使うたびにあまりにもストレスを感じるようなら、そのグッズとは相性がいまひとつな可能性も。そのときは、再検討&再購入する必要もありそうです。
「バイクはただでさえオカネがかかるのに、盗難防止にまでかけてられない」と思う気持ちもわかります。でも、盗まれたときのメンタルダメージは、とてつもないもの。
盗まれたあとで、「今度こそ盗まれまい」というキモチが、防犯グッズの買い込みにつながり、遅かれ早かれ出費がかさむことになります(=私です)。
だったら、最初からしっかり盗難対策しとこうよ!って話になるのです。
[rakuten id=”esportskenko:10751558″ kw=”DAMMTRAX ダムトラックス ヘルロックケーブル”]
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