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ホンダCT125ハンターカブを街乗り通勤で買って後悔した点と回避策を解説

ホンダCT125ハンターカブを街乗り通勤で買って後悔した点と回避策を解説

CT125ハンターカブをいざ街乗りや通勤のメインに据えると、想像と違う場面で「これは後悔したかも」と感じる人がいます。街乗り通勤メインで原付二種を検討している20〜40代に向けて、この記事では後悔ポイントを9つに分け、その正体と回避策まで具体的にお伝えします。結論として、後悔の多くは車体の欠点ではなく「林道向け設計と日常用途のミスマッチ」が原因で、通勤距離・流れの速度・保管環境・荷物量の4条件で買う前にほぼ予測でき、半分は対策で消せます。

この記事の要点

  • 後悔の正体はCT125の欠陥ではなく、林道向け設計と街乗り通勤のミスマッチ。
  • 通勤距離・流れの速度・保管・荷物量の4条件で「後悔する/しない」は事前に読める。
  • 収納・ライト・シートの後悔は対策可、車重118kgと価格49.5万円は対策不可。
目次

街乗り・通勤でCT125に後悔する人が見落としている9つのポイント

街乗り・通勤でCT125に後悔する人が見落としている9つのポイントのイメージ

街乗りと通勤でのCT125ハンターカブの後悔は、ほとんどが「使い方とのミスマッチ」から生まれます。

CT125はもともと林道や荷物の運搬を想定したトレッキングバイクで、ホンダ公式のスペックでも総排気量123cm³・車両重量118kg・シート高800mmという、原付二種スクーターとは性格の違う車格に振られています。出典: Honda公式 CT125(2026年6月時点)

この設計を「毎日の通勤」という用途に当てはめると、楽しさの裏で不便が顔を出します。後悔の正体はCT125の欠陥ではなく、林道向け設計と街乗り通勤のミスマッチです。後悔ポイントは走行性能・快適性・装備・お金の4方向に分かれ、合計で9つに整理できます。先に全体像を押さえてから、自分の通勤条件で当てはまるかを確認してください。

  • 走行:①最高速の頭打ち ②シフト操作の忙しさ
  • 快適:③シートと振動でお尻が痛む ④足つきの不安
  • 装備:⑤ヘッドライトが暗い ⑥素の収納がゼロ
  • お金:⑦車両価格の割高感 ⑧消耗品コスト ⑨盗難・保管の不安

走行性能で「思ったより遅い・忙しい」と後悔する

街乗りで最初に気づくのは、速度とシフトの2点です。どちらも排気量と構造に由来します。

幹線道路で60km/hを超えると加速が伸びない

流れの速い通勤路を毎日使うなら、最高速の頭打ちを先に理解してください。CT125の最高出力は6.7kW(9.1PS)で、0〜60km/hまでは軽快ですが、そこから上は伸びが鈍くなります。出典: Honda公式 CT125

オーナーの1年レビューでも「時速100km出るか出ないか、60km程度はすんなり」という体感が語られています。出典: CT125 1年レビュー(hunter-cub-camp.com)

同じCT125でも、通勤路のタイプで評価は大きく分かれます。

  • 流れの速い幹線型(制限60km/h前後のバイパス):追い越しや合流で「あと一押し」が足りず、流れに乗り切れない不安が出る。後続車に詰められると焦って無理な加速をしがちで、これが街乗りでの一番のストレスになる。
  • 信号の多い市街地型(制限40〜50km/h):この後悔はほぼ起きない。むしろ軽い車体で交差点の発進が機敏なので、信号ダッシュではクルマより前に出られる。

1速がすぐ吹け切り、渋滞のゴーストップでシフトが忙しい

ここで重要なのは、CT125がクラッチレバーのない4速リターン(自動遠心クラッチ)だという点です。発進はクラッチ操作なしで楽ですが、街中はギアチェンジの頻度が高く、1速はすぐ回転が上がってシフトアップを促されます。スクーターのような完全オートマと比べると、信号の多い通勤路では足元の操作が増えます。

たとえば1km進む間に信号で5回止まるような市街地通勤だと、その都度ギアを落として上げ直す動作が積み重なります。スクーターなら右手だけで完結する加減速が、CT125では左足の操作も伴うため、雨の日や疲れている朝には煩わしく感じる人もいます。

慣れれば気にならない人も多い一方、操作を増やしたくない人には地味なストレスになります。ただし、この「操作している感覚」こそがCT125の楽しさだと感じる人も多く、ここは後悔ではなく好みの分かれ目です。

街乗りや普段使いではシフト操作が忙しく、特に1速は使いにくく、すぐに回転数が上がってシフトアップしなくてはいけない。舗装された街中しか走らないなら、車両価格に含まれるオフロード用設計に高いお金を払うことになり割高になる。

(出典: CT125レビュー記事 bpcmv.tokyo「街乗り&普段使いに不向きな理由」より要約引用)

快適性で「長く乗ると疲れる」と後悔する

通勤は片道の時間が毎日積み上がるため、快適性の不満は後から効いてきます。

シートが硬く片道30分を超えるとお尻が痛む

通勤片道が30分を超えるならシート対策を前提にしてください。CT125のシートは薄めで、単気筒特有の振動も加わるため、長めの乗車でお尻が痛くなるという声が複数のオーナーレビューで共通しています。これは競合レビューでも繰り返し指摘される定番の不満です。

たとえば片道15分の近距離通勤なら気にならない人がほとんどですが、片道40分の郊外通勤では信号待ちのたびに座り直す、ということが起きます。痛みが出る目安は人によりますが、連続30分前後を境に意識し始める声が多い印象です。

ゲルシートやクッションである程度は和らげられるので、後述の対策とセットで考えてください。低反発のシートカバーなら数千円から試せて、効果を感じる人が多い手軽な対策です。長距離通勤が確定しているなら、納車前にシート対策の予算を組んでおくと、初日から快適に乗り始められます。痛みは我慢するほど通勤がおっくうになるので、早めに手を打つほど後悔は小さく済みます。

シート高800mmで信号待ちの足つきに不安が出る

意外と見落とされがちなのが、足つきの不安です。シート高はホンダ公式で800mmと、原付二種スクーターより高めです。出典: Honda公式 CT125

身長や体格によっては、信号待ちでつま先立ちになり、混雑した交差点での取り回しに気を使います。とくに荷物を積んで重心が高くなると、停車時の安定感が下がります。たとえば身長160cm前後の人が荷物を積んだ状態で坂道の信号待ちをすると、支えにくさを感じやすくなります。

立ちゴケは低速時に集中するので、足つきの不安は安全面でも見過ごせません。試乗で足つきを確認し、不安ならローダウンや厚底ブーツで補うのが現実的です。逆に身長があり両足のかかとまで着く人なら、この後悔はほぼ無縁で、むしろ視点の高さが街中で見通しの良さにつながります。

装備で「日常使いに足りない」と後悔する

CT125の装備は趣味の走りに寄っていて、通勤の利便装備は手薄です。

ヘッドライトが暗く夜間通勤・街灯のない道で心細い

夜間や早朝の通勤がある人は、ライトの暗さを織り込んでください。ハンターカブのヘッドライトは明るいとは言えず、街灯のない道では足元が見えにくいという指摘がオーナーから出ています。出典: CT125 1年レビュー(hunter-cub-camp.com)

たとえば田畑沿いの真っ暗な農道を通る通勤では、対向車のない区間で路面の段差に気づくのが遅れる、といった場面があります。雨の夜はさらに見えづらく、白線やマンホールの反射だけが頼りになることもあります。

フォグランプの追加で大きく改善できるため、夜道が多い人は購入時に予算へ含めておくと安心です。逆に、通勤が日中だけ、あるいは街灯の整った市街地だけなら、純正のままでも不満は出にくいので、ここも自分の通勤時間帯で要否が分かれます。

標準では荷物を入れる収納がゼロで通勤の積載に困る

まずやるべきことは、通勤で運ぶ荷物量を書き出すことです。

CT125は大きなリアキャリアを備えますが、スクーターのメットインのような車体内収納はありません。つまり素の状態では、カバンもヘルメットも積む場所がない、ということです。

たとえばノートPCと弁当を毎日運ぶ通勤なら、リアボックスは実質必須装備になります。キャリアが頑丈なので大型ボックスを載せやすい利点はありますが、「買ってすぐ通勤に使える積載」が標準でない点は、スクーターから乗り換える人ほど後悔しやすいポイントです。メットインに慣れた人ほど、停めるたびに荷物の置き場を考える手間が地味なストレスになります。

2025年モデルの装備アップデート

2024年12月の一部仕様変更で、純正アクセサリーに時計とギアポジションを表示する「クロック&ギアポジションメーター」(税込24,420円)が追加されました。素っ気ない純正メーターを補う選択肢として、通勤で時刻を確認したい人には便利です。

お金で「街乗りだけなら割高だった」と後悔する

最後はコストです。車両価格と維持費の両面で、用途とのバランスを確認してください。

車両価格が約49.5万円で街乗り専用には割高に感じる

データで見ると、CT125のメーカー希望小売価格は税込495,000円です。出典: Honda公式 CT125(2026年6月時点)

2024年12月の一部仕様変更時点では税込473,000円で、その後さらに値上げされた経緯があります。出典: webオートバイ(2025年モデル)

舗装路の街乗りしかしないなら、この価格に含まれる頑丈な足回りやトレッキング性能を使い切れず、割高に感じやすくなります。一方で「通勤も趣味も1台で」と考える人にとっては、所有満足度まで含めた値段なので、評価は使い方で割れます。

495,000

CT125 メーカー希望小売価格(税込)

出典: Honda公式 CT125(2026年6月時点)。2025年モデル発売時は473,000円。

消耗品の交換頻度で維持費が思ったよりかかる

よくある誤解として、燃費が良いから維持費も安い、と考えてしまう点があります。燃費自体は優秀で、カタログのWMTCモード値は66.9km/L、街乗り実走でも約50km/L前後の給油報告が多いです。出典: みんカラ CT125 燃費(給油情報)

一方で消耗品の交換サイクルは、オーナーから次のような声があります。出典: CT125 1年レビュー(hunter-cub-camp.com)

  • リアタイヤが5,000km前後で交換時期に達した
  • オイル交換は1,500kmごとを意識している

走行距離が伸びる通勤では、ガソリン代は抑えられても消耗品の出費が積み上がります。タイヤはブロックパターン寄りで舗装路の摩耗が早めなので、街乗り中心だと交換サイクルがカタログのイメージより短くなることがあります。

年間1万kmを超えるような使い方では、維持費を年間予算に入れておくと後悔を防げます。とはいえ、ガソリン代の安さは魅力で、毎日往復20kmでも給油は週1回程度で済む計算です。燃料費の安さと消耗品費の上振れを合わせて、トータルの維持費で判断してください。

街乗り専用なら立ち止まって考える

「舗装路の通勤だけ」が用途なら、CT125の頑丈な足回りやトレッキング性能は出番が少なく、約49.5万円の価値を使い切れません。趣味の遠出やラフロードの予定がないなら、後述の他原二と必ず比べてから決めてください。

9つの後悔ポイントと回避策を早見表で整理する

ここまでの9ポイントを、原因と回避策の3点セットで一覧にまとめます。

表の右端を見れば、対策で消せる後悔と消せない後悔がひと目で分かります。買う前にこの表を上から眺め、「消せない後悔」の列を自分が受け入れられるかどうかを基準にすると、購入判断がぶれません。

後悔ポイント なぜ起きるか 回避策(対策できるか)
最高速の頭打ち 123cc・9.1PSで60km/h超は伸びにくい 対策不可。流れの遅い道を選ぶ
シフトが忙しい 4速リターン・1速がすぐ吹け切る 慣れで軽減。完全な解決は不可
お尻が痛い・振動 薄いシート+単気筒の振動 ゲルシート・クッションで軽減可
足つき シート高800mm ローダウン・厚底で補える
ライトが暗い 純正ライトの光量不足 フォグ追加で改善可
収納ゼロ 車体内収納がない リアボックスで解決可
価格が割高 トレッキング設計に約49.5万円 対策不可。用途で判断
消耗品コスト タイヤ約5,000km・オイル1,500km目安 予算に織り込めば後悔回避
盗難・保管の不安 人気車で盗難に狙われやすく青空保管は劣化も早い チェーンロック・車体カバーで軽減可

後悔しないための判断軸と対策・他の原付二種との違い

後悔しないための判断軸と対策・他の原付二種との違いのイメージ

ここからは「後悔する/しない」を自分で見分ける方法と、後悔を消す対策、そして他の原付二種との違いを扱います。

CT125の後悔は、買う前にかなりの精度で予測できます。鍵になるのは、通勤の条件を4つの軸で棚卸しすることです。通勤距離・流れの速度・保管環境・荷物量の4条件を数値で書き出せば、後悔のほとんどは購入前に避けられます。

たとえば「片道10分・住宅街・屋根付き駐輪場・荷物はカバン1つ」という人と、「片道40分・幹線道路・青空駐車・PCと着替えを毎日運ぶ」という人では、同じCT125でも満足度が正反対になります。

通勤条件4つで「後悔する/しない」を見分ける

後悔を予測する軸は、距離・速度・保管・荷物の4つです。順番に当てはめてください。

片道距離と流れの速度で「快適に乗れるか」が決まる

最初に確認すべきは、通勤の片道距離と道路の流れの速度です。この2つで快適性の大半が決まります。片道15分以内かつ流れが50km/h以下なら、シートの痛みも最高速の不満もほぼ出ません。反対に片道30分超や流れ60km/h以上の幹線中心だと、お尻の痛みと加速不足が毎日積み重なります。

たとえば住宅街を抜ける片道12分の通勤なら、CT125の弱点はほとんど表面化しません。郊外のバイパスを片道40分走る通勤では、同じ車体でも「もう少し速くて楽な原二が欲しい」となりがちです。

自分の通勤路を一度、距離と制限速度でメモしてみてください。地図アプリのルート表示で所要時間と道路種別を確認すれば、5分もあれば自分が「後悔しやすい側」か「後悔しにくい側」かの当たりがつきます。試乗の前にこの棚卸しを済ませておくのがおすすめです。

保管環境と荷物量で「日常の使い勝手」が決まる

屋根のない保管と多い荷物は、CT125の後悔を増やします。青空保管は人気車ゆえの盗難リスクと雨ざらしの劣化が気になり、収納のなさは荷物が多いほど不便です。逆に屋根付きで荷物が少なければ、これらの後悔はほぼ消えます。

たとえばマンションの屋根付き駐輪場があり、通勤の荷物がカバン1つなら、保管と積載の不安は小さく済みます。一方、屋外の月極で停めてノートPCと着替えを毎日運ぶ場合は、盗難対策とリアボックスが前提になり、初期費用が膨らみます。

CT125は中古でも値落ちしにくい人気車種で、その分だけ盗難に狙われやすい側面もあります。屋根のない月極なら、次のような備えを初期費用に見込んでおくと安心です。

  • 盗難対策:チェーンロックや地球ロック、アラーム
  • 雨対策:車体カバー(雨ざらしの劣化を防ぐ)

あなたの保管場所はどちらに近いでしょうか。屋根の有無を先に決めるだけでも、後悔の半分は事前に潰せます。

後悔ポイントの回避策と「直せない後悔」の見極め

後悔は「対策で消せるもの」と「消せないもの」に分かれます。ここを切り分けるのが購入判断の核心です。

対策で消せる後悔は収納・ライト・シート・足つき

まず、対策で消せる後悔から手を打ってください。それぞれ通勤で困らない水準まで、後付けで軽減できます。

  • 収納ゼロ → リアボックス
  • 暗いライト → フォグランプ
  • お尻の痛み → ゲルシート・クッション
  • 足つき → ローダウン・厚底ブーツ

純正アクセサリーの「クロック&ギアポジションメーター」のように、装備の物足りなさを後付けで補う選択肢もあります。出典: webオートバイ(純正アクセサリー24,420円)

たとえば通勤で困りやすい「収納ゼロ」は、容量30L級のリアボックスを1つ付ければ、ヘルメットとカバンが収まり一気に実用的になります。頑丈なキャリアのおかげで取り付けの自由度が高く、サイドバッグを足せば積載は原二スクーターを上回ります。

これらは費用をかければ確実に消える後悔なので、購入前に総額へ含めておくと安心です。優先順位を付けるなら、通勤で毎日効くのは収納とシート、季節や時間帯で効くのがライトと足つき、という順で考えると無駄な出費を避けられます。

直せない後悔は車重・最高速・車両価格

ここで重要なのは、対策できない後悔を許容できるかという判断です。車両重量118kg・最高速の頭打ち・税込約49.5万円という3点は、カスタムでは解決できません。出典: Honda公式 CT125

たとえば狭い駐輪場での押し引きが多い人は、118kgと高めの重心が毎日のストレスになります。バックで坂を上げる場面や、隣のバイクと密着した駐輪では、この重さがそのまま負担になります。

これは慣れで軽くなる部分はあっても、ゼロにはなりません。「直せない後悔を受け入れられるか」を基準にすれば、買ってから後悔する確率を大きく下げられます。重さと価格は、試乗と見積もりの段階で必ず体感・確認しておいてください。

PCX125・スーパーカブ110・クロスカブ110と通勤適性で比べる

後悔の多くは「CT125でなくてもよかった」に行き着きます。通勤目線で代替候補と比べてみましょう。

純粋な通勤効率ならPCX125が有利

通勤の効率だけを最優先するなら、PCX125を本命に据えてください。メットインの大容量収納、低めのシートによる足つき、クラッチ操作不要のフルオートマという3点が、毎日の通勤で効きます。CT125が苦手とする「収納・足つき・操作の手間」を、ほぼまとめて解消できるのが強みです。

たとえば信号の多い市街地を毎日往復するなら、PCXのストップ&ゴーの楽さは体感で大きな差になります。スマートキーやUSB電源など、通勤で効く快適装備が標準で付く点も、毎朝の小さなストレスを減らしてくれます。

一方、CT125の趣味性や所有満足は得られないため、「通勤を効率の道具と割り切れるか」で選び分けてください。週末も含めて1台で完結させたいか、平日と週末で求めるものが違うかを考えると、PCXとCT125のどちらが自分に合うかが見えてきます。

カブ系と比べるとCT125は趣味性で勝り実用で譲る

一方で、スーパーカブ110やクロスカブ110という同系統の選択肢もあります。

スーパーカブ110はより軽く安価で、通勤の足として完成度が高い一方、CT125のような頑丈な足回りや存在感はありません。クロスカブ110はCT125とPCXの中間的な性格で、価格と趣味性のバランスが取りやすい選択です。

たとえば「カブ系の雰囲気は欲しいが、価格と取り回しはもう少し楽にしたい」という人は、クロスカブ110のほうが後悔しにくい場合があります。CT125は装備と趣味性で勝り、純粋な通勤実用ではカブ系やスクーターに譲る、という位置づけで理解すると選びやすくなります。

1年乗り続けて、ちょー楽しい。時速100キロ出るか出ないかだけど、時速60キロ程度はすんなり到達してくれる。普段使いの気軽さはあるが、本格的な遠出には制約も多い。

(出典: ホンダ CT125 オーナーレビュー hunter-cub-camp.com「1年乗り続けてわかった良いところと悪いところ」より要約引用)

それでもCT125を通勤に選ぶ価値がある人

ここまで弱点を並べましたが、条件が合えば通勤でも満足度の高い1台です。

通勤も趣味も1台で楽しみたい人には替えがきかない

毎日の移動を「ただの作業」にしたくない人にはCT125が向きます。頑丈な足回りで段差や荒れた裏道に強く、週末はそのままキャンプや林道に持ち出せる汎用性は、スクーターにはない価値です。通勤の往復に少しの遊び心と所有満足が加わる、という点が選ぶ理由になります。

たとえば平日は片道15分の通勤、週末は河原や林道へ、という使い方なら、1台で生活と趣味の両方をまかなえます。通勤車を「移動コスト」ではなく「趣味への入口」と考えられる人なら、毎朝の出勤すら少し楽しみになります。

「通勤の効率」より「乗ること自体の楽しさ」を重視する人にとっては、ここまでの後悔ポイントを補ってあまりある相棒になります。逆に、ここで挙げた弱点が一つでも「毎日のことだから無理」と感じるなら、その直感は正しく、別の原二を選んだほうが幸せです。

向き不向きを2つのリストで最終判断する

結論から言うと、下の2つのリストで多く当てはまった側が、あなたにとっての答えです。

後悔しにくい人の条件は、流れの遅い短距離・屋根付き保管・荷物が少ない・趣味も楽しみたい、の4点です。逆に長距離の幹線通勤や青空保管、効率最優先の人は、後悔しやすい側に入ります。たとえば「片道40分のバイパス+青空駐車」に2つ以上当てはまるなら、CT125より通勤特化のスクーターが向いています。自分がどちらに多くチェックが付くかで判断してください。

街乗り通勤で後悔しにくい人

  • 片道15分前後・流れが50km/h以下の通勤路
  • 屋根付きで保管でき、盗難対策ができる
  • 荷物はリアボックスで足りる量
  • 通勤も趣味も1台で楽しみたい

街乗り通勤で後悔しやすい人

  • 幹線・バイパス中心で流れが速い長距離通勤
  • 青空保管で雨ざらし・盗難が不安
  • 毎日大きな荷物を運び、効率を最優先
  • とにかく安く・楽に通勤したい

購入前のチェックとよくある質問

最後に、買う前の確認事項と、街乗り通勤で多い質問をまとめます。

購入前に確認すべき項目を整理する

まずやるべきことは、自分の通勤条件を1分でチェックすることです。これを済ませれば、買ってからの後悔はほぼ防げます。

確認するのは、これまでの4条件(距離・速度・保管・荷物)と、対策で消せる後悔・消せない後悔の2点です。試乗の前後で一度ずつ目を通し、当てはまらない項目が多いほど、PCX125など別の原二も併せて検討する価値があります。

たとえば「収納はリアボックスで足りる」「夜道は少ない」にチェックが付くなら、対策費を抑えて通勤に使えます。最後に、回避策にかかる費用も合計して、車両価格と一緒に予算へ入れておいてください。具体的なチェック項目は記事末尾のリストにまとめています。

速度・燃費・通勤適性のよくある質問

ここでは、走りと日常の使い勝手に関する質問にまとめて答えます。

Q. CT125ハンターカブを街乗り通勤で買うと一番後悔するのはどこですか?

純正の収納がゼロな点と、流れの速い幹線道路で60km/hを超えると加速が頭打ちになる点です。前者はリアボックスで解決できますが、後者は排気量由来なので対策できません。通勤路の制限速度と荷物量を先に確認してください。

Q. CT125は通勤に向いていないのですか?

片道15分以内・流れが50km/h以下・屋根のある保管・荷物はリアボックスで足りる、という条件なら通勤でも後悔しにくいです。逆に長距離・幹線中心・青空保管だとミスマッチが出やすく、PCX125など別の原二が合います。

Q. CT125の街乗りでの実燃費はどのくらいですか?

カタログのWMTCモード値は66.9km/Lですが、ストップ&ゴーの多い市街地では約50km/L前後に落ちるという給油報告が多いです。郊外を混ぜれば60km/L超も出ます。燃費自体は十分良く、維持費の不安は主にタイヤとオイルの交換頻度です。

費用・カスタム・他車比較のよくある質問

続いて、お金と買い替え検討に関する質問に答えます。

Q. 後悔ポイントはカスタムで消せますか?

収納はリアボックス、暗いライトはフォグ追加、お尻の痛みはゲルシートやクッションである程度消せます。一方で車重118kg・シート高800mm・最高速の頭打ち・約50万円の車両価格は対策できない後悔なので、買う前に許容できるか判断してください。

Q. CT125とPCX125なら通勤はどちらが楽ですか?

純粋な通勤の楽さならPCX125です。メットインの収納、足つきの良さ、信号待ちでのクラッチ操作不要が効きます。CT125は趣味性と相棒感が強みで、通勤も楽しみたい人向けです。毎日の効率だけを取るならスクーターが無難です。

後悔しないための最終チェックを実行する

まずやるべきことは、次のチェックリストを上から順に確認することです。

この6項目は、本文で挙げた通勤の4条件と費用の見積もりを行動に落とし込んだものです。試乗の前に一度、契約の直前にもう一度なぞると、勢いで買って後悔する事態を防げます。1つでも引っかかる項目があれば、その場で別の原付二種と比較し直してください。チェックがすべて埋まったら、安心して通勤の相棒に迎えられます。

最後に、買ってから後悔しないための手順をまとめます。順番にチェックしてください。

  • 通勤の片道距離と道路の制限速度をメモした(15分超・60km/h超は要注意)
  • 保管が屋根付きか、盗難対策ができるかを確認した
  • 毎日の荷物量を書き出し、リアボックスで足りるか判断した
  • 試乗で足つき(シート高800mm)と低速の取り回しを確認した
  • 収納・フォグ・シート対策の費用を車両価格に足して総額を出した
  • PCX125・スーパーカブ110・クロスカブ110と通勤適性を比べた

このチェックがそろえば、CT125ハンターカブを街乗り通勤に選んでも後悔しにくいはずです。当てはまらない項目が多い人は、無理にCT125にこだわらず、別の原付二種も候補に入れて選んでください。

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