衝撃のニュースが話題に!財布を箱に出して1円単位でチェック
2025年8月30日、衝撃的なニュースが報道されました。三重県鈴鹿市が生活保護申請の際、財布の中身を箱に出させて1円単位で確認しているというものです。
このニュースを見て「えっ、生活保護の申請って財布の中身まで見られるの?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。
実際に申請した方からは「惨めな気持ちになった」という声も上がっており、専門家からは厳しい批判の声が上がっています。
生活保護申請時に財布の中身を見られるのは普通なの?
実は規定にはない行為
厚生労働省によると、生活保護申請時には資産や収入を報告するよう求めますが、財布内まで調べる規定はありません。
つまり、鈴鹿市がやっていることは法的な根拠がない独自の対応ということになります。
他の自治体ではどうなの?
報道によると、近隣の自治体では申請者の自己申告にとどめているとのことです。
つまり、普通は:
- 「現在の所持金はいくらですか?」と聞かれる
- 申請者が「◯万円です」と答える
- それで終わり
これが一般的な流れなんです。
なぜ財布チェックが問題なのか?
1. プライバシーの侵害
財布の中身を人前で出すということは、非常にプライベートな部分を晒すことになります。
2. 申請をためらわせる効果
専門家が指摘するように、このような行為は「申請をためらわせる恐れがある」のです。
本来、生活保護は憲法で保障された権利です。それなのに、申請時に屈辱的な思いをさせることで、申請を諦めさせてしまう可能性があります。
3. 人としての尊厳を傷つける
実際に申請した方が「惨めな気持ちになった」と証言しているように、人としての尊厳を大きく傷つける行為です。
もし財布チェックを求められたら?対処法をお教えします
1. 法的根拠を確認する
「なぜ財布の中身を確認する必要があるのですか?法的根拠を教えてください」と聞いてみましょう。
2. 拒否することもできる
法的根拠がない以上、拒否することも可能です。ただし、角を立てずに「自己申告ではだめでしょうか?」と相談してみましょう。
3. 支援団体に相談する
もし困ったら、生活保護の支援団体や弁護士に相談することをお勧めします。
主な相談先:
- 各地の生活と健康を守る会
- 法テラス
- 弁護士会の法律相談
4. 記録を残す
もし理不尽な対応を受けた場合は、日時・担当者・やり取りの内容を記録しておきましょう。後で問題提起する際に役立ちます。
生活保護申請で本当に必要な準備
財布チェックなんて必要ありません。本当に必要な準備はこちらです:
必要な書類
- 身分証明書
- 通帳のコピー
- 収入がわかる書類
- 医療費の領収書(ある場合)
申告すべき内容
- 現在の所持金(概算でOK)
- 預貯金の額
- 働いている場合の収入
- 年金などの収入
重要なのは正直に申告することです。細かいお金まで数える必要はありません。
まとめ:生活保護は権利です
今回の鈴鹿市のケースは明らかに行き過ぎた対応です。
覚えておいてほしいポイント:
- 財布チェックは法的根拠がない
- 生活保護は憲法で保障された権利
- 困ったら支援団体に相談を
- 申請を諦める必要はない
もしあなたが生活保護の申請を検討されているなら、このような理不尽な扱いを受ける必要はありません。
堂々と、自分の権利として申請してください。そして、もし不適切な対応を受けたら、一人で悩まずに専門家に相談することをお勧めします。
※この記事は2025年8月31日時点の情報を基に作成しています。最新の情報については、各自治体や専門機関にお問い合わせください。
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